Hedi Slimane (エディ・スリマン) がファッションデザイナーに復帰！？

The Business of Fashionさん(@bof)がシェアした投稿 – 2017 8月 3 3:13午前 PDT

Saint Laurent (サンローラン) のクリエイティブディレクターを昨年退任し、フォトグラファーへ本格的に転身することを発表した Hedi Slimane (エディ・スリマン) がイタリア版『Vogue (ヴォーグ)』のインタビューでデザイン業への復帰の可能性について言及し、話題を集めている。

『Business of Fashion』によると、イタリア版『Vogue』8月号では Hedi Slimane が現在拠点とするロサンゼルスで撮影してきたポートフォリオを大々的にフィーチャー。同誌のエディター・アット・ラージである Luke Leitch (ルーク・レイッチ) が Hedi Slimane へのメールインタビューも敢行した。

インタビューでは、Hedi Slimane が自身のフォトグラファーとしてのキャリアや情熱、ロサンゼルスのシーンの魅力について語っている。これまでにパリ、ベルリン、ロンドンと拠点を移し、それぞれのシーンに没入してきた Hedi Slimane は、2007年よりロサンゼルスに移り、彼が被写体として撮影するミュージシャンは勿論、アーティストやスケーター、サーファーなどによるコミュニティを作り上げてきた。彼は、インタビューでそのグループを「Secret Society (秘密結社)」と呼んでおり、Tame Impala (テーム・インパラ) や Lemon Twigs (レモン・ツイッグス)、The Paranoyds (ザ・パラノイズ) のボーカルとしても人気を集めるモデル Staz Lindes (スタッズ・リンデス) らの名前を挙げている。

また、Luke Leitch は Hedi Slimane にデザイン業への復帰についても尋ねており、その質問に対する同氏の答えが話題を集めている。Hedi Slimane は、「自分の信念に忠実である限り、デザイン業に戻ることはいつでもオプションのひとつさ。」とファッションデザイナーへ復帰の可能性があることをほのめかした。Luke Leitch は Tim Blanks (ティム・ブランクス) によるインタビューで以前 Hedi Slimane が自身の名を冠したブランドの立ち上げについて語っていたことにも言及しているが、自身のブランドを持つことに関しては一切関心がない、と Hedi Slimane は明言している。

今でもなおファッション界に多大な影響を与え続けている Hedi Slimane、ファッションデザインへの復帰を願うファンも少なくないだろう。将来、再び Hedi Slimane のコレクションを拝めると信じて、今は彼を暖かく見守り続けよう。

Vogue Italiaさん(@vogueitalia)がシェアした投稿 – 2017 8月 2 6:59午前 PDT