フランスを代表する写真家レイモン・ドゥパルドンのドキュメンタリー『旅する写真家 レイモン・ドゥパルドンの愛したフランス』が公開
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フランスを代表する写真家レイモン・ドゥパルドンのドキュメンタリー『旅する写真家 レイモン・ドゥパルドンの愛したフランス』が公開
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世界最高の写真家集団マグナム・フォトに在籍する写真家であり、『モダン・ライフ』(2010) など映像作家としても高く評価されるフランスの巨匠 Raymond Depardon (レイモン・ドゥパルドン) が、カメラ片手に世界中を飛び回った自身の過去と現在を綴るドキュメンタリー作品『旅する写真家 レイモン・ドゥパルドンの愛したフランス』が、9月9日 (土) よりシアター・イメージフォーラムほかにて公開される。
世界最高の写真家集団マグナム・フォトに在籍する写真家であり、『モダン・ライフ』(2010) など映像作家としても高く評価されるフランスの巨匠 Raymond Depardon (レイモン・ドゥパルドン) が、カメラ片手に世界中を飛び回った自身の過去と現在を綴ったドキュメンタリー作品『旅する写真家 レイモン・ドゥパルドンの愛したフランス』が、9月9日 (土) よりシアター・イメージフォーラムほかにて公開される。
本作は2012年のカンヌ映画祭で公開、同年の東京国際映画祭でも上映され、長らく公開が待たれていたが、今年9月、シャネル・ネクサス・ホールで日本初の個展の開催に併せて公開が決定した。共同監督を務めたのは、妻であり自身の映像作品の製作・録音を担当してきた Claudine Nougaret (クローディーヌ・ヌーガレ)。「倉庫に眠る膨大なアウトテイクをつないで、一本の映画にしたい」という Depardon の夢を叶えるべく奔走し、Depardon の人生のハイライト集であると同時に、「旅」を通じて、自分自身と愛すべきものを発見するという、普遍的な「人生の旅」を描いた作品として完成させた。
フランスを代表する写真家の Raymond Depardon は、アルジェリアの戦場に始まり、ベトナム、レバノン、中央アフリカ、ヨルダン、イエメン、プラハ、ベニス、ハイチ、ビアフラ、チャド、ベルリン、南アフリカ、アマゾンと、20世紀のあらゆる変革が起きた現場を飛び回って取材を続けてきた。また、映画のスチルカメラマンとして、Francois Truffaut (フランソワ・トリュフォー) やJean-Luc Godard (ジャン=リュック・ゴダール)、Eric Rohmer (エリック・ロメール) といった監督たちの撮影現場に赴き、Alain Delon (アラン・ドロン) らスターたちを取材。フランス国内では、大統領選挙や裁判所、精神病院、警察といった国家機関の内部に迫るルポを、市民の目線から描く映像作品を制作し、映画祭などで高い評価を得てきた。また、近年では、鄙びた洋品店や伝統的な町工場、海岸沿いの安ホテル、伝統的な農業を続ける家族といった、決して「ガイドブックには載らない」風景ばかりを40年以上に渡って撮影した作品を発表している。フランスの真実の美を追い求め、今日も彼は愛車に機材を詰め込み、フランス中を走り回って写真を撮り続けている。
作品情報 | |
タイトル | 旅する写真家 レイモン・ドゥパルドンの愛したフランス |
原題 | Journal de France |
監督 | Raymond Depardon (レイモン・ドゥパルドン)、Claudine Nougaret (クローディーヌ・ヌーガレ) |
製作 | Claudine Nougaret |
出演 | Raymond Depardon、Claudine Nougaret |
配給 | アンプラグド |
製作国 | フランス |
製作年 | 2012年 |
上映時間 | 100分 |
HP | tabisuru-shashinka.com |
© Palmeraie et désert – France 2 cinéma | |
9月9日 (土) よりシアター・イメージフォーラム他全国順次公開 |