記念すべき30回目を迎える、東京国際映画祭がいよいよ開幕

東京国際映画祭が、10月25日(水)から11月3日(金・祝)までの期間で開幕する。今年で30回目というアニバーサリーイヤーにふさわしく、さまざまな特集が組まれており映画通にはたまらないイベントになるだろう。

今、世界に発信したい日本を代表する作品の数々を、映画祭独自の視点でセレクションする「Japan Now」部門では、30回目のアニバーサリーを飾る特別編として「Japan Now銀幕のミューズたち」企画を実施。日本映画界のクリエイターをインスパイアし、スクリーンで輝く現代のミューズ、女優の安藤サクラ、蒼井優、満島ひかり、宮﨑あおいの4名をフィーチャーする。今回、彼女たちの魅力を世界へと発信していく取り組みの一つとして写真家・映画監督の蜷川実花さんが、スペシャルビジュアルを撮影。公式サイトでは週替わりのビジュアルを紹介をしていくほか、公式プログラム、映画祭会場内でも展示を予定しており、本映画祭に華を添える作品となっている。

Photo by Mika Ninagawa

世界各国の映画が上映されるほか、28日(土)の夜には、様々なジャンルの作品を6スクリーンで同時に上映するオールナイト上映する「ミッドナイト・フィルム・フェス！」を開催。「都会女子論～幸せのかたちは自分で決める！」をテーマにしたスクリーンでは、『アニー・ホール』や『フランシス・ハ』など憧れのNYを舞台に、恋や仕事にエネルギッシュに輝く女子ムービーをセレクト。また河瀨直美監督によるマスタークラスや、そのほか無料で鑑賞できる野外上映会や、六本木駅のコンコースに展示される過去の東京国際映画祭を回顧した写真群など、どなたでも楽しむことのできる盛りだくさんのコンテンツ。ぜひあなたも足を運んでみては。

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