Dries Van Noten 2018年春夏コレクション | プリントのスカーフ使いで、流れるようなドレスを並べたドリス ヴァン ノッテン
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Dries Van Noten 2018年春夏コレクション | プリントのスカーフ使いで、流れるようなドレスを並べたドリス ヴァン ノッテン
Dries Van Noten Spring Summer 2018 Collection
2018年春夏パリコレクションをファッションディレクター萩原輝美がレポート。Dries Van Noten (ドリス ヴァン ノッテン) 2018年春夏コレクション
ドリスヴァンノッテンの18SSコレクションはヌードカラーのシンプルなスリップドレスからスタートした。ミニドレスの上にフリンジがついたチュールドレスが重なる。
黒のドレスにはプリントスカーフを大胆にバイアスで剥ぎ、シンプルなIラインドレスを柄と動きでドラマチックに仕上げている。今シーズンのプリントはパネル柄を活かして、ボディにドレープを作る。
直線カットのシャツやスカーフのワンショルダードレスなどゆとり分がボディの丸みを強調してエレガントだ。
トレンチコートドレス、上から重ねるオーガンジードレスにもプリントが乗る。
1920年代のアール・デコから1980年代の装飾スタイルのプリントまでシックな色合いが自由にパッチワークされ、ドリスの世界を作っている。
ジャケットの打ち合わせから流れるスカーフは服の一部としてスタイリングされている。シュールな唇や星プリントも登場、大花プリントや幾何柄とコラージュされた。
刺しゅうを加えたオーガンジーのレイヤードルックがプリントやジャガードに今までにない優しい表情を演出している。