プロエンザ・スクーラーの新ライン PSWL がデビュー、顔はクロエ・セヴィニー

Proenza Schouler (プロエンザ・スクーラー) が新たにカジュアルラインとして PSWL をローンチした。新ラインの顔を務めるのは、ブランドのミューズのひとりである Chloë Sevigny (クロエ・セヴィニー)。

ニューヨークからパリへとランウェイショーの開催地を移転、Planned Parenthood (プランド・ペアレントフッド) 支援のためのショートフィルムを公開など今年話題に事欠くことのなかった Proenza Schouler から新たなニュースが届いた。

レディ トゥ ウェアを拡張させ、ブランドの過去のアーカイヴからカジュアルなアイテムを深く掘り下げた新しいカテゴリー PSWL。”Proenza Schouler’s white label”を略した本ラインは、その名の通り白コットンにブラックというタグでお目見え。

これまでにブランドがコラボしてきた Harmony Korine (ハーモニー・コリン) の代表作『KIDS/キッズ』やフランス人美術家 Guy de Cointet (ギイ・ドウ・クォンテ) のグラフィックワーク、スケートボードブランドの Powell Peralta (パウェル・ペラルタ) のビデオ、ニューヨークのコンテンポラリーアーティスト Dan Colen (ダン・コレン) らを参照したというスペシャルなアイテムが目白押しになる模様。

Proenza Schouler のデザイナーデュオ、Jack McCollough & Lazaro Hernandez (ジャック・マッコロー&ラザロ・ヘルナンデス) は PSWL について下記のように語っている。

「私たちは長年、周りの友人やブランドの目の肥えたお客様に響く、ハイエンドなものと日常のワードローブをミックスしたバランスのよいコレクションを作ることを目標としていました。 私たちも個人的にはカジュアルなライフスタイルを送っていますし、多くの女性も最近はカジュアルな格好をしています。今まで手がけてきた洗練されたファッションにフォーカスをあてたコレクションは継続しながらも、新しくよりリラックスしたカジュアルウェアを提案できることを嬉しく思っています。『PSWL』を発表することで、ブランドにとってもオーセンティックな形でより多くの人に共感してもらえるものを提供できると思いますし、Proenza Schouler をより身近に感じてもらえると思います。」

PSWL の顔を務めたのは、ファッションアイコンとしても非常に高い人気を誇る女優の Chloë Sevigny。ブランドの長年のミューズであり、親しい友人でもある彼女は、ヴィジュアルでは同ラインの世界観を余すことなく体現している。撮影したのは、Chloë Sevigny の恋人としても知られている Ricky Saiz (リッキー・サイズ) だ。

PSWL は、Proenza Schouler の2018年スプリングコレクションのスペシャルプロジェクトとしてまずはローンチ。デビューコレクションは、2017年11月と2018年1月の2回に分けてお目見えする予定だ。2018年秋冬シーズンより、規模もさらに拡大し、毎月新作が発表されていくという。ファーストドロップは、2017年11月6日よりニューヨークのブランド直営店2店舗をはじめ、公式ウェブサイト、Farfetch (ファーフェッチ) や Nordstrom (ノードストローム) と言った限られたショップでの取り扱いとなる。国内では、伊勢丹新宿店の直営店と Opening Ceremony (オープニング・セレモニー) 表参道店の2店舗のみなので、十分に注意していただきたい。

Next

Prev

1/9

HP: proenzaschouler.com