Stella McCartney Menswear （ステラ マッカートニー メンズウェア)、俳優 Stanley Weber (スタンリー・ウェバー) を起用した新作ムービーを公開

Stella McCartney (ステラ マッカートニー) が2018年春夏シーズンに向けて、フランス人俳優 Stanley Weber (スタンリー・ウェバー) を主演に迎えた新作ムービー「The Great Newman」を公開した。本作は、クリエイティブ・デュオの Suzie Q (スージーQ) と Leo Siboni (リオ・シボニ) が手がけている。

Stella McCartney メンズウェア2018年春夏コレクションをフィーチャーした本作で描かれたのは Stanley Weber 演じる不運なマジシャンの物語。地下の中華料理店を舞台に、皮肉たっぷりのユーモアあふれるコミカルな映像に仕上げられている。Stanley Weber が披露するチャールズタキシードや接着剤未使用の新作スニーカーなども必見だ。

Stanley Weber は、以下のようにコメントしている。
「ステラ、そしてスージーとリオと一緒にこのムービーに取り組めて最高でした。好奇心をそそる変わったキャラクターを演じることはとても楽しかったです。」

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フランスのアーティスティックチームである Suzie Q と Leo Siboni は、ファッションやアート、写真、映像など幅広い分野で活躍。今回のフィルムについてのQ&Aも届いたので、あわせてチェックしてみて。

巷ではクリエイティブ・デュオと呼ばれていますが、お2人の出会いや仕事上での関係を教えてください。

私たちは学校の写真の授業で出会いました。リオはその以前に映画を学び、私はファインアートの学校に通っていました。テクニカルな部分で同じ知識を持っているので、どちらかというとお互いの意見を交換することで仕事に取り組んでいます。撮影の前にお互いのアイデアを出し合い、ムードボードにまとめるんです。アートディレクションのチームに少し似ているかもしれません。

“The Great Newman”のコンセプトのインスピレーション源を教えてください。

ヴィンテージっぽさやシュールレアリスム、映画の芸術性など、マジックのもつ美学が大好きでオーディエンスを「信じさせる」アイデアを色々と試してみたり、それをブランドの持つコミカルさとミックスさせたりするのは大きな挑戦でした!

今回のストーリーはユーモアたっぷりに仕上がりました。マジックのトリックに笑劇的な要素が含まれていたと思いますか?

普通、マジシャンはとても真剣だと思うんです。手品の要素は保ちながら、そのシチュエーションにコミカルな何かを作り出したいと思いました。そしてグレートなニューマンが見事にマジックをやり遂げて、店主を納得させましたよね。

今回のプロジェクトで俳優のスタンリー・ウェバーとご一緒された感想を聞かせてください。彼のユーモアたっぷりな演技は見事でした!

スタンリーに演じてもらえたのはとってもラッキーでした。彼は今回のプロジェクトのムードを気に入ってくれて、私たちとの仕事を引き受けてくれたんだと思います。彼は撮影前にダイアローグを読んでいたのですが、即興をたくさんやってくれたんです。それは、まるでマジックのようでした!撮影現場は本当に楽しかったです!

ムービーを撮影するにあたって、事前に行うプロセルを教えてください。

映画、演劇、ダンスなど…様々な分野のリサーチをたくさんします。ブランドと仕事をするときは、そのブランドの美学やブランドらしさを理解することを常に心がけています。まず脚本を書き、それからそのプロジェクトに合うチームを作ります。例えばセットデザインや照明、音楽など、私たちにとって全てがとても大切なんです。

お2人はパリを拠点に活動されていらっしゃいますね。パリの街は作品に影響をもたらしますか?

パリの街そのものが影響を与えてくれます。言い表すのは難しいのですが、確実にフランスの文化やサブカルチャーにインスピレーションを得ています。

ミューシックビデオもいくつか手掛けていらっしゃいますね。音楽の仕事は他の分野の場合と取り組み方が異なりますか?

音楽の仕事、特に Yung Lean (ヤング・リーン) との仕事は自由にできる部分が多いです。新しいことを試す良い方法だと思います。

2018年、どんな活動を予定されていますか?

10Magazine や Numéro、その他いくつかの媒体で掲載を控えています。そして、今後もっとコメディをやりたいです!

問い合わせ先／ステラ マッカートニー ジャパン 03-6427-3507
HP: stellamccartney.com