写真家・山谷佑介による神出鬼没なアートスポット、“ギャラリー山谷” が京都国際写真祭2018に登場!
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写真家・山谷佑介による神出鬼没なアートスポット、“ギャラリー山谷” が京都国際写真祭2018に登場!
Yusuke Yamatani To Hold Exhibition At KYOTOGRAPHIE
by Daisuke Yokota
写真家・山谷佑介が、京都国際写真祭2018開催期間に合わせ、京都にて新作展「The doors」を開催する。
写真家・山谷佑介が、京都国際写真祭2018開催期間に合わせ、新作展「The doors」を自身が運営するギャラリー山谷にて開催する。
前作 「Into the Light」では東京郊外の深夜の住宅街を赤外線カメラで撮影し、暗闇にたたずむ住宅の前でフラッシュを放ちシャッターを押すという撮影を通して “見ること” と “見られること” そして自らの “撮る” という行為を精神的・肉体的に強く意識したと語っていた山谷。これまでに発表した「Tsugi no yoru e」や 「ground」といった作品でも様々な手法を用いて現代社会と個人の狭間を写し取ってきた彼が今回発表するのは、自身初となるセルフポートレート作品。
本シリーズでは新たに考案されたカメラ装置が使用されており、山谷がドラムを叩くことによってドラムセットにつけられた振動センサーが反応してシャッターが切られるという斬新な撮影方法が用いられた。会期中には、実際に撮影風景を公開するパフォーマンスも開催される。ドラムを激しく長時間叩き続けることでトランス状態となりながら意識と無意識の間でポートレートを撮影、パフォーマンスと同時進行でプリントアウトされた写真が次々と会場を埋め尽くす。暗闇の中、シャッターとともに発せられる暴力的なまでに強烈な無数のフラッシュの光は、真実と嘘が入り乱れる情報の中を生きる現代の私たちのまなざしであり、覆い隠された真実へのアプローチを表現する。京都が写真に染まる1ヶ月、神出鬼没なこのアートスポットにもぜひ足を運んでみて。
展覧会情報 | |
会期 | 4月14日(土)〜5月13日(日) |
場所 | ギャラリー山谷 |
住所 | 京都市下京区朱雀宝蔵町75 伊藤土木ビル 2F |
開廊時間 | 13:00~18:00 ※16:00~パフォーマンスのみ |
休場日 | 月・火・水・木 |
観覧料 | 無料 (パフォーマンスのみ入場料¥1,000) |
HP | www.yusukeyamatani.com |