【試写会プレゼント】イザベル・ユペールとギャスパー・ウリエルが共演、官能的な男女の駆け引きに目を奪われる『エヴァ』が公開

『マリー・アントワネットに別れを告げて』(2012) で知られる、Benoit Jacquot (ブノワ・ジャコー) 監督の最新作『エヴァ』が7月7日(土)より公開される。原作は英国の人気作家 James Hadley Chase (ジェームズ・ハドリー・チェイス) (1906-1985没) の小説『悪女イヴ』。Benoit Jacquot は「初めて『悪女イヴ』を読んだのは13歳くらい。映画監督になることを真剣に考えはじめていたころだ。好奇心に駆られて読み始めたがたちまち夢中になった。あのときからずっとこの小説を映画にすることを考えてきた」と振り返る。

実写化は本作で二度目となる。Joseph Losey (ジョーゼフ・ロージー) が、Jeanne Moreau (ジャンヌ・モロー) をミューズに撮った『エヴァの匂い』(1962) から半世紀。舞台をアメリカからフランスに移して臨んだ Benoit Jacquot が新たなミューズに抜擢したのは、フランスが誇る名女優 Isabelle Huppert (イザベル・ユペール)。Benoit Jacquot 作品には6度目の出演となる Isabelle Huppert 扮するヒロインに魅了され、堕ちていく作家ベルトラン役を『サンローラン』(2015)、『たかが世界の終わり』(2017) の Gaspard Ulliel (ギャスパー・ウリエル) が演じる。

©2017 MACASSAR PRODUCTIONS – EUROPACORP – ARTE France CINEMA – NJJ ENTERTAINMENT – SCOPE PICTURES

＜試写会プレゼント＞
TFP では 2018年7月3日(火)に渋谷 ユーロライブで18時30分から開催される一般試写会へ5組10名様をご招待。開映は19時00分から。応募方法は、TFP のツイッターをフォローして投稿されるこの映画の記事をリツイート。締切は 2018年6月6日(水)24時まで。当選通知はツイッターのダイレクトメールから。TFP の公式ツイッターはコチラからぜひチェックしてみて。
※なお、当選連絡から3日以内にご返信のない場合は権利が白紙となることがございますのでご注意ください。

©2017 MACASSAR PRODUCTIONS – EUROPACORP – ARTE France CINEMA – NJJ ENTERTAINMENT – SCOPE PICTURES

＜あらすじ＞
他人の戯曲を盗んで発表したことで、一躍成功をつかんだ男ベルトラン。2作目を期待されるがペンは進まず、パトロンからは矢の催促が。執筆の場である別荘に着くと、吹雪で立ち往生した男女が窓ガラスを割って入りくつろいでいた。腹を立てたベルトランは、バスタブにつかっていた娼婦エヴァに文句を言おうと近寄るが、彼女に一瞬で心を奪われる。次作の題材という名目でエヴァに近づくが冷たくあしらわれ、思うようにならない関係に苛立ちを募らせたベルトランは、周囲の人間を巻き込み官能と破滅の道を突き進んでゆく……。