フランスが世界に誇る織物「ジャカード織」の最高峰テーブルリネンブランド、Garnier-Thiebaut (ガルニエ・ティエボー) の魅力とは
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フランスが世界に誇る織物「ジャカード織」の最高峰テーブルリネンブランド、Garnier-Thiebaut (ガルニエ・ティエボー) の魅力とは
What's About 'Garnier-Thiebaut' ?
by Daisuke Yokota
Paul Bocuse (ポール・ボキューズ)、Alain Ducasse (アラン・デュカス) といったフランスの三ツ星レストランや一流ホテルでも愛用さているほか、各国大使館でも使用されている高級テーブルリネン Garnier-Thiebaut。その魅力を大解剖する。
みなさんは Garnier-Thiebaut (ガルニエ・ティエボー) をご存知だろうか。Paul Bocuse (ポール・ボキューズ)、Alain Ducasse (アラン・デュカス) といったフランスの三ツ星レストランや一流ホテルでも愛用さているほか、各国大使館でも使用されている高級テーブルリネン Garnier-Thiebaut。その歴史は古く、1833年フランス北東部ロレーヌのボージュで誕生した。1900年には世界で初めて縦糸・横糸共にカラーで織った企業として、パリ万博で金賞を受賞。また、フランス政府から伝統技術、専門知識、高度な品質を持つフランス企業に与えられる無形文化財企業認定「EPV (=Entreprise du Patrimoine Vivant)」を受けるなど、フランスが世界に誇る織物「ジャカード織」の最高峰テーブルリネンブランドとして現代にいたるまで全世界に名を馳せているブランドだ。
現在もフランスの東部、ボージュにある自社工場にて生産し、デザインから、糸の染め、機織、製品への加工まで一環して行うことで、高品質でデザイン性の高い製品を生み出しつづける Garnier-Thiebaut。そのこだわりは鮮やかで華やかなデザインからも見てとれる。もともとは、業務用のテーブルリネンとして発展してきた歴史を持つだけに色落ちのしにくさや耐久性の高さはピカイチ。1996年からは家庭用のアイテムも展開し、代名詞とも言えるテーブルクロスから、ランチョンマット、クロスと同じ素材を用いたエプロンにインテリアリネンにいたるまで幅広いラインナップで日々の暮らしを彩る提案を行っている。
ブランドオリジナルのアクリルコーティングは、水だけでなく油分にも強く、食事や飲み物をこぼした際に布巾で拭くだけで元どおりに。洗濯不要を謳うだけあって、洗濯をする場合は手洗いで年に1~2回までがオススメとのこと。その他、独自の技術で撥水加工を施したグリーンスイート加工は、綿の質感をそのままに表現。フランス製らしい華やかさに機能性もクリアしたラインナップは魅力的だ。梅雨が明け、夏の暑さが猛威を振るう今日この頃、部屋に彩りを与えてくれるリネンで気分転換はいかがだろう。
HP: pacifiques.com