「LGBT」と取り巻く周囲の人々の心の動きを捉えた話題作『カランコエの花』が限定上映中
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「LGBT」と取り巻く周囲の人々の心の動きを捉えた話題作『カランコエの花』が限定上映中
"Kalanchoe No Hana" Is Now Showing
by Daisuke Yokota
第26回レインボー・リール東京〜東京国際レズビアン&ゲイ映画祭にてグランプリを受賞し、話題となっている中川駿監督作品『カランコエの花』が7月14日(土)より新宿 K’s cinema にて1週間限定で公開中。
第26回レインボー・リール東京〜東京国際レズビアン&ゲイ映画祭にてグランプリを受賞し、話題となっている中川駿監督作品『カランコエの花』が7月14日(土)より新宿 K’s cinema にて1週間限定で公開中だ。
本作は、近年社会問題として国際的にもメディアで多く取り上げられている「LGBT」を題材にした社会派ドラマ。日本においても、日頃から多くのメディアに「LGBT」と定義される人々が登場し、性的指向や価値観の多様性をお互いに認め合う流れが生まれている。とはいえ、いざ自身のこれまで生きてきた常識 (異性愛性的指向) と異なる感覚を持つ相手と初めて対峙する瞬間人はどのような反応をするのだろうか。この作品では当事者の目線で語られる恋愛物語ではなく、“取り巻く周囲の人々” を俯瞰しフォーカスを当てることで、彼らの過剰な配慮によって翻弄されていく当事者を描いた今までにない視点の映画作品となっている。この手法が観客に対するリアルなメッセージとして感動を与え、国内映画祭でグランプリ5冠を含む計10冠を受賞。さらに今若手女優として注目度の高い今田美桜を主演に起用し、等身大の女子高生の心の動きを新鮮な演技で描いた点も見どころとなっている。上映期間が短いので、見逃さずにチェックして。
<あらすじ>
とある高校2年生のクラス。ある日唐突に『LGBTについて』の授業が行われた。しかし他のクラスではその授業は行われておらず、生徒たちに疑念が生じる。「うちのクラスに LGBT の人がいるんじゃないか?」生徒らの日常に波紋が広がってゆく。思春期ならではの心の葛藤が起こした行動とは…?
作品情報 | |
タイトル | カランコエの花 |
監督 | 中川駿 |
出演 | 今田美桜、永瀬千裕、笠松将、須藤誠、有佐、堀春菜、手島実優 |
配給 | ニューシネマワークショップ |
制作年 | 2016年 |
制作国 | 日本 |
上映時間 | 39分 |
HP | kalanchoe-no-hana.com |
7月14日(土)~20日(金) 新宿K’s cinema にて限定1週間ロードショー |