「時間と記憶」をテーマに活動を続ける美術家・市川孝典が、POST と Quiet Noise にて個展を同時開催
News
「時間と記憶」をテーマに活動を続ける美術家・市川孝典が、POST と Quiet Noise にて個展を同時開催
Kosuke Ichikawa Art Exhibition At POST And Quiet Noise
by Daisuke Yokota
「時間と記憶」をテーマに制作を続けている美術家・市川孝典。そんな彼の作品展が、恵比寿のアートブックショップ POST (ポスト) と QUIET NOISE art and break (クワイエット ノイズ) にて同時開催される。
「時間と記憶」をテーマに制作を続けている美術家・市川孝典。そんな彼の作品展が、恵比寿のアートブックショップ POST (ポスト) と QUIET NOISE art and break (クワイエット ノイズ) にて同時開催される。
記憶の断片として選ばれたイメージはSNSロード中の画像。市川はロード中のぼやけた画面の中に、「自身の記憶と他者の記憶の重なり」を感じると語っている。SNSのプラットフォームにアップロードされる直前のほんの一瞬、「記憶と時間のズレ」から生まれる感情の揺らぎはどこか儚く、色っぽく、美しい。今回、そんなひとときの瞬間にフォーカスを当てた作品群に魅せられた2つのギャラリーがそれぞれのディレクションを通し作品を展示。POSTでは15点、QUIET NOISE では100点を超える小作品を展開する。8月3日(金)の夜には、作家本人と音楽家・Akira Kosemura、そして POST 代表を務める中島佑介の3名による鼎談が予定されている。こちらも合わせてチェックしてみてほしい。
<プロフィール>
市川孝典 (いちかわ こうすけ)
日本生まれ。美術家。13歳の時に、鳶職で貯めたお金を持って、あてもなく単独でニューヨークへ渡る。アメリカやヨーロッパ各地を遍歴する間に絵画に出会う。のちにさまざまな表現方法を用いて、独学で作品制作に取り組む。帰国後、その類いまれなる体験をした少年期のうすれゆく記憶をもとに、線香の微かな火を使って絵を仕立てる新しいスタイルで発表した作品は、「現代絵画をまったく異なる方向に大きく旋回させた〈線香画〉」と称され、メディアに大きく取り上げられるなど、国内外で熱い視線を浴びている。
HP: www.ichikawakosuke.com
展覧会情報 | |
展覧会名 | ⑴ 「Hello, stranger!」 ⑵ 「street cred」 |
会期 | ⑴ 7月27日(金)〜8月19日(日) ⑵ 8月3日(金)〜8月12日(日) |
場所 | ⑴ POST ⑵ QUIET NOISE arts and break |
住所 | ⑴ 東京都渋谷区恵比寿南2-10-3 ⑵ 東京都世田谷区代沢2-45-2 1F |
開廊時間 | ⑴ 12:00-20:00 ⑵ 11:00-20:00 |
休廊日 | ⑴ 月曜日 ⑵ 土日祝 (平日はアポイント制) |
観覧料 | 無料 |
HP | ⑴ post-books.info ⑵ www.quietnoise.jp |
トークイベント詳細 talk-event-kosukeichikawa-akirakosemura |