Ernst Gamperl To Hold Solo Exhibition At ARTS&SCIENCE

「ロエベ クラフト プライズ 2017」にて大賞を受賞した Ernst Gamperl (エルンスト・ガンペール) の受賞後日本では初となる個展が開催

Photo by Bernhard Spöttel

Ernst Gamperl To Hold Solo Exhibition At ARTS&SCIENCE
Ernst Gamperl To Hold Solo Exhibition At ARTS&SCIENCE
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「ロエベ クラフト プライズ 2017」にて大賞を受賞した Ernst Gamperl (エルンスト・ガンペール) の受賞後日本では初となる個展が開催

Ernst Gamperl To Hold Solo Exhibition At ARTS&SCIENCE

by Daisuke Yokota

ARTS&SCIENCE (アーツ アンド サイエンス) では3度目となる、ウッドターナー/デザイナー Ernst Gamperl (エルンスト・ガンペール) の展覧会が10月26日(金)よりスタートする。

ARTS&SCIENCE (アーツ アンド サイエンス) では3度目となる、ウッドターナー/デザイナー Ernst Gamperl (エルンスト・ガンペール) の展覧会が10月26日(金)よりスタートする。

ウッドターニングとは高速で回転させた木材に刃物をあて削り出す木工技術のこと。もともと家具職人だった Ernst Gamperl はその技術に魅せられ、独学で技術を習得、後にドイツのヒルデスハイムデザイン専門学校に入学しマイスターを修得。以降、各国で展覧会を開催し、現在では、各国の主要な美術館に作品が収蔵されている Ernst Gamperl。「ロエベ クラフト プライズ 2017」では、大賞を受賞し日本でもさらに注目を浴びている作家の一人だ。

ARTS&SCIENCE のクリエイティブディレクターである Sonya S. Park (ソニア・パーク) は「彼の作品は、日本の和室にもよく合いそう。木を使用した作品は、室内に自然のものを取り込むのにも適しているし、例えば、花を生けるような感覚で、彼の作品を置いてみるのも良いかもしれない。ものを中に入れなくても、オブジェとして置くだけで、作品が持つ自然の暖かみを上手く生かすことができそう。」とコメントをしている。

「ロエベ クラフト プライズ 2017」受賞後日本では初の個展として注目される本展は、東京と京都の2会場で同時開催。大型オブジェをはじめ、独創的な表情に富んだ作品の数々が並ぶ。様々な理由で倒木となってしまった木をあえて素材に用い、形成し、乾燥が進んだ時に生まれるシェイプの変化を活かす作風は、素材への深い理解と知識、それを活かすことのできる熟練した技術を追求し続けている Ernst Gamperl ならでは。今回の展示に際して ART&SCIENCE のWEBサイトでは、アーティストの裏側を垣間見るスペシャルストーリー “Behind the Scenes” を公開中。「木」そのものが持ち合わせる背景や記憶といった特性を引き出し、奥深い魅力を湛える彼の作品を通してクラフトの奥深さに触れてみるのはいかがだろう。

展覧会情報
展覧会名 Ernst Gamperl 3rd Exhibition
会期 10月26日(金)〜11月11日(日)
場所 ⑴ AT THE CORNER
⑵ &SHOP KYOTO
住所 ⑴ 東京都港区南青山 6-1-6 パレス青山 109
⑵ 京都府京都市中京区木屋町通二条東入東生洲町 482-3
営業時間 ⑴ 12:00~20:00
⑵ 11:00~19:00
休業日 会期中無休
HP arts-science.com