ニューヨーク・ブルックリンを拠点に活動する気鋭のアーティスト 大山エンリコイサムの個展が開催
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ニューヨーク・ブルックリンを拠点に活動する気鋭のアーティスト 大山エンリコイサムの個展が開催
Enrico Isamu Ōyama To Held Exhibition 'Black' At Takuro Someya Contemporary Art
by Daisuke Yokota
タクロウソメヤコンテンポラリーアートでは、11月22日(金)から12月22日(土)までの期間、ニューヨーク・ブルックリンを拠点に活動する気鋭のアーティスト 大山エンリコイサムの個展「Black」を開催している。
タクロウソメヤコンテンポラリーアートでは、11月22日(金)から12月22日(土)までの期間、ニューヨーク・ブルックリンを拠点に活動する気鋭のアーティスト 大山エンリコイサムの個展「Black」を開催している。
エアロゾル・ライティング文化の視覚言語を翻案したモチーフ「クイックターン・ストラクチャー」をベースに壁画やペインティングを発表し、世界でも注目を集める大山エンリコイサム。shu uemura (シュウ ウエムラ) とのコラボレーションや、2011年のパリ・コレクションで Comme des Garçons (コム デ ギャルソン) にアートワークを提供するなどその活動は多岐にわたる。
同会場で二度目となる本展では、2017年にアメリカで開催された初の美術館個展「ユビキタス 大山エンリコイサム」で初展示となった「FFIGURATI #162」「FFIGURATI #163」の2点を含む大型作品3点および、中小サイズの新作5点を加えた計8点の絵画作品によって構成。あえて展示のタイトルを「白黒」や「モノトーン」ではなく「Black」としたのには、「Black」は人の根源的な表現欲求である「かく」行為と同義であり、生成・運動・速度・拡張といった感覚を直接に想起させるものになるという作家の意図が込められているという。白と黒を中心としたモノトーンの世界を基調とした彼の作風は、一般的なエアロゾル・ライティングのポップでカラフルな表現とは対照的にどこか禁欲的で張り詰めた印象を観るものに与えるだろう。この機会にぜひ日本国内では初の展覧となる彼の新作作品に触れてみてほしい。
イベント情報 | |
展覧会名 | Black |
会期 | 11月22日(金)〜12月22日(土) |
場所 | タクロウソメヤコンテンポラリーアート |
住所 | 東京都品川区東品川1-33-10 Terrada Art Complex 3F & 5F |
開廊時間 | 11:00~18:00 (金曜のみ20:00まで) |
休廊日 | 月曜日、日曜日、祝日 |
HP | tsca.jp |