ブルックリンを拠点に活動するアーティスト Eddie Martinez (エディ・マルティネズ) の日本で初となる個展が開催
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ブルックリンを拠点に活動するアーティスト Eddie Martinez (エディ・マルティネズ) の日本で初となる個展が開催
Eddie Martinez To Held Exhibition At Perrotin Tokyo
by Daisuke Yokota
六本木のペロタン東京では12月20日(木)から2019年1月23日(水)までの期間、日本で初となるブルックリンを拠点に活動するアーティスト Eddie Martinez (エディ・マルティネズ) のソロエキシビジョンを開催する。
六本木のペロタン東京では12月20日(木)から2019年1月23日(水)までの期間、日本で初となるブルックリンを拠点に活動するアーティスト Eddie Martinez (エディ・マルティネズ) のソロエキシビジョンを開催する。
Eddie Martinez のペインティングは、伝統的な手法と型にはまらない手法を交差させながら、シルクスクリーン、スプレーペイント、ときにはガムの包み紙やウェットティッシュを用いて、たびたび油絵具とエナメル塗料の層を重ねて制作されるのが特徴。彼の規則性のない素材と題材のセレクトは、現代文化のゆとりや軽さを具現化しているとされながらも、その実践は抽象表現主義、新表現主義、CoBrA (1948年に始まったヨーロッパのアヴァンギャルド・ムーブメント。創設メンバーの居住都市であるコペンハーゲン、ブリュッセル、アムステルダムの頭文字から命名された。) などの歴史的ムーブメントの要素をも踏襲している。
大きな目のキャラクター達を描いた象徴的な具象画がよく知られている Eddie Martinez だが、最近では “期待される製品” の概念から逃れるために、抽象化の探究に注力している。「Blockhead Stacks」と題された本展では、彼の作品に繰り返し見られるスカルのモチーフを探索した一連のペインティングやドローイングを発表。その歯に衣着せぬ動的で特徴的なスタイルを用いて、作品の表面下に重ねられた色や筆の痕跡をあえて見せることで、遊び心のある視覚的奥行きを生み出している。このほか、ペインティングの習作として描かれた一連の小さなドローイングも本展の見どころの一つだ。ヨーロッパやアメリカを中心に評価される彼の近年の作品に触れる貴重な機会に、ぜひ足を運んでみて。
展覧会情報 | |
展覧会名 | Blockhead Stacks |
会期 | 12月20日(木)から2019年1月23日(水) |
場所 | ペロタン東京 |
住所 | 東京都港区六本木6-6-9 ピラミデビル1階 |
開廊時間 | 11:00~19:00 |
休廊日 | 日曜日、月曜日 |
観覧料 | 無料 |
HP | www.perrotin.com |