花に囲まれたアール・ド・ヴィーヴル、CHANEL (シャネル) 2019年春夏 オートクチュール コレクション

CHANEL (シャネル) が2019年春夏 オートクチュール コレクションをパリのグラン パレにて発表した。

毎度壮麗なセットで観客を圧倒する CHANEL が本コレクションのために用意したのは、地中海風の邸宅の庭をイメージしたセット。Karl Lagerfeld (カール・ラガーフェルド) がこよなく愛する18世紀から着想を得ており、邸宅の庭に設けられたプールの周りを南部の植物や木々が囲み、その中をコレクションに身を包んだモデルが優雅に闊歩した。

© CHANEL

本コレクションを華やかに彩ったのは、刺繍やペイント、レース、さらには髪飾りとなって登場したフローラルモチーフ。18世紀における芸術のテーマの中で重要な存在であった花は、本コレクションのキーとして至る所にあしらわれた。ルノワールがかつて花をひたすら描き続けたように、Karl Lagerfeld も様々なアプローチから色とりどりの花々をドレスの上に咲かせてみせている。今シーズンは、18世紀の靴を彷彿とさせるような構築的なシェイプとボリュームたっぷりのベルシェイプもしくはカローラシェイプのスカートにストレートやバルーンスリーブを組み合わせた2種類のシルエットがお目見え。何といっても注目いただきたいのは、ショーのクライマックスを飾ったシルバーのシークインが刺繍された渾身の水着ルック。スイミングハットにホワイトヴェイルが施され、エキゾチックな魅力を放つ印象的なルックに仕上げられていた。

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ショー会場には、Kristen Stewart (クリステン・スチュワート) や Pharrell Williams (ファレル・ウィリアムス)、Tilda Swinton (ティルダ・スウィントン)、Alma Jodorowsky (アルマ・ホドロフスキー)、Marine Vacth (マリーヌ・ヴァクト)、Caroline de Maigret (キャロリーヌ・ドゥ・メグレ ) らお馴染みの顔ぶれから映画監督の Sofia Coppola (ソフィア・コッポラ) や女優の Marion Cotillard (マリオン・コティヤール)、日本からは俳優の玉木宏が登場。メゾンのサヴォアフェールが遺憾なく発揮されたコレクションのショーを存分に楽しんでいた。

問い合わせ先／シャネル (カスタマーケア) 0120-525-519
HP: www.chanel.com