Raffaello Santi at The National Museum of Western Art, Tokyo

西洋美術史を代表する画家 Raffaello Santi (ラファエロ・サンツィオ) 。日本初の「ラファエロ」展が国立西洋美術館で開催中

Raffaello Santi at The National Museum of Western Art, Tokyo
Raffaello Santi at The National Museum of Western Art, Tokyo
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西洋美術史を代表する画家 Raffaello Santi (ラファエロ・サンツィオ) 。日本初の「ラファエロ」展が国立西洋美術館で開催中

Raffaello Santi at The National Museum of Western Art, Tokyo

Raffaello (1483~1520) は、Leonardo da Vinci (レオナルド・ダ・ヴィンチ)、Michelangelo di Lodovico Buonarroti Simoni (ミケランジェロ・ブオナローティ) と並ぶ、イタリア・ルネサンスを代表する画家でありながら、いままでヨーロッパ以外では大規模な展示が行われてこなかった。その理由は、彼の作品の多くは各美術館の顔であるため借用が極めて困難なためである。しかし今回は、フィレンツェ文化財・美術館特別監督局の全面協力のもと、ついに日本で初めての「ラファエロ展」が実現することになった。優美で愛らしい聖母子像や肖像画など、西洋で長年美術のお手本とされていたラファエロの傑作の数々を日本で堪能できる、またとない機会である。

 

西洋美術史を代表する、イタリア・ルネサンス (15~16世紀) の画家 Raffaello Santi (ラファエロ・サンツィオ) の大規模な展覧会「ラファエロ」展が国立西洋美術館で開催中だ。

 

ラファエロ・サンツィオ 《聖家族と仔羊》 1507 年 油彩/板 28x21.5cm マドリード、プラド美術館 © Museo Nacional del Prado. Madrid.
Raffaello (1483~1520) は、Leonardo da Vinci (レオナルド・ダ・ヴィンチ)、Michelangelo di Lodovico Buonarroti Simoni (ミケランジェロ・ブオナローティ) と並ぶ、イタリア・ルネサンスを代表する画家でありながら、いままでヨーロッパ以外では大規模な展示が行われてこなかった。その理由は、彼の作品の多くは各美術館の顔であるため借用が極めて困難なためである。しかし今回は、フィレンツェ文化財・美術館特別監督局の全面協力のもと、ついに日本で初めての「ラファエロ展」が実現することになった。優美で愛らしい聖母子像や肖像画など、西洋で長年美術のお手本とされていたラファエロの傑作の数々を日本で堪能できる、またとない機会である。

 

– Raffaelloとは?

西洋美術史を代表するRaffaello の絵画は、19世紀半ばまで、画家にとっての絶対的な手本とされ続けた。中部イタリアの町ウルビーノ出身で、宮廷画家である父の工房で修業したのち、ペルージャのPerugino (ペルジーノ) やフィレンツェのLeonardo da Vinci、Michelangelo らの画風を吸収して名声を高め、1508年ローマに上京した。ローマではヴァチカン宮殿などに壁画を描いたほか、教皇をはじめ有力貴族たちの注文で宗教画や肖像画を数多く制作した。さらにはサン・ピエトロ大聖堂の主任建築家を務めるなど、その活動は多岐にわたったが、1520年、37歳の若さで死去した。

 

 

「ラファエロ」展のみどころ 

 

1. 日本初公開!聖母子の画家の代表作《大公の聖母》

ラファエロ・サンツィオ 《大公の聖母》 1505-06 年 油彩/板 84.4x55.9 cm フィレンツェ、パラティーナ美術館 © Antonio Quattrone

Raffaello は生涯に多くの聖母子像を描いた“聖母子の画家”であるが、《大公の聖母》はその代表的な作品のひとつ。フィレンツェを拠点とした時期に描かれたものであり、完全な均衡を保ちながらも生命感と優しさに満ちたこの作品は、幾世紀にもわたり完璧な絵の典型とされてきた。タイトルにもなった「大公」とは、トスカーナ大公フェルディナンド3世のこと。18世紀末、フィレンツェがナポレオンに占領された激動期にこの絵を手に入れ、亡命中も肌身離さず大切にしたといわれている。暗い背景は聖母子の表現にふさわしくも見えるが、近年行われたX線による調査で、実は制作された当初は建物などの背景が描かれ、後世に塗りつぶされたことが明らかとなった。

 

 

2. Raffaello 作品23点が揃う

Raffaello の作品は過去にも、いくつかの大型美術展の目玉作品として日本で公開されてきたが、いずれの機会においても1、2点が含まれるのみであった。今回は、油彩と素描合わせて23点を公開されるのだ。さらに、同時代の芸術家たちの作品や、Raffaello の原画をもとにしたタペストリー、版画、工芸なども展示すれており、あらゆる側面から Raffaello が紐解かれている。

ラファエロ・サンツィオ 《聖ゲオルギウスと竜》 1504-05 年 油彩/板 30.7x26.8 cm パリ、ルーヴル美術館 © RMN-Grand Palais (Musée du Louvre) / Jean-Gilles Berizzi / distributed by AMF – DNPartcom
ラファエロ・サンツィオ 《アテナイで布教する聖パウロ》 1515-1516 年頃 赤色天然石、尖筆 278x419 mm フィレンツェ、ウフィツィ美術館版画素描室 © Antonio Quattrone

 

 

3. 作品でたどる、Raffaello の華やかな人生

Raffaello が芸術家としてどのように成功を手にしたのか、どれほど彼の作品が広く親しまれ、弟子や後世の画家にも影響を与えたのか。父や師、弟子などの作品もまじえ、芸術の町・ウルビーノで生を受けたRaffaelloが、フィレンツェ、ローマヘと活躍の舞台を移しながら、さまざまな画家や芸術家と出会い、オ能を開花させていった軌跡をたどることができる。

ペルジーノ(本名 ピエトロ・ヴァンヌッチ) 《聖ユスティナ》 1495-98 年 テンペラ/板 31x26 cm ヴァチカン美術館 © Musei Vaticani
ジュリオ・ロマーノ(本名 ジュリオ・ピッピ) 《聖母子》 1520-22 年 油彩/板 105x77 cm フィレンツェ、ウフィツィ美術館 Gabinetto Fotografico della Soprintendenza S.P.S.A.E e per il Polo Museale della città di Firenze

 

 

4. 世界の有名美術館から、Raffaello が集結

ラファエロ・サンツィオ 《友人のいる自画像》 1518-20 年頃 油彩/カンヴァス 99x83 cm パリ、ルーヴル美術館 © RMN-Grand Palais (Musée du Louvre) / Gérard Blot / distributed by AMF – DNPartcom

今回の「ラファエロ」展のためにフィレンツェにあるウフィツィ美術館、ピッティ宮殿内のパラティーナ美術館などイタリア国内20ヶ所以上に加え、ルーヴル美術館やプラド美術館など、各地の美術館から作品が集まっている。日本にいながらにして各国の Raffaello 作品を鑑賞できる絶好の機会だ。

 

 

 

<読者プレゼント>
『THE FASHION POST』読者に「ラファエロ」展の鑑賞券を5組10名様にプレゼント
応募締切: 4月19日 (金) 18:00まで
※こちらの応募受付は終了いたしました

 

<イベント情報>
「ラファエロ」展
会期: 3月2日(土) – 6月2日 (日)
会場: 国立西洋美術館
住所: 東京都台東区上野公園7-7
開館時間: 9:30 – 17:30、(金曜日は20:00まで) ※入館は閉館の30分前まで
休館日: 月曜日(ただし4/29、5/6は開館)、5/7
観覧料: 一般1,500円、大学生1,200円、高校生800円 ※中学生以下無料

「ラファエロ」展 公式HP
URL: http://raffaello2013.com

 

 

 

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