takashi homma
to hold exhibition 'Every Building on the Ginza Street'

Edward Ruscha (エドワード・ルシェ) へオマージュを捧げる、ホンマタカシの最新写真展が開催

ホンマタカシ [Every Building on the Ginza Street] 2019年

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Edward Ruscha (エドワード・ルシェ) へオマージュを捧げる、ホンマタカシの最新写真展が開催

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to hold exhibition 'Every Building on the Ginza Street'

恵比寿のブックショップ POST (ポスト) では、現在ホンマタカシによる Edward Ruscha (エドワード・ルシェ) へのオマージュシリーズの写真集刊行に合わせた展覧会「Every Building on the Ginza Street」が5月5日(日)までの期間で開催している。

最新作『よる』は、ハリウッドの街路「サンセットストリップ」沿いのすべての建物を記録した蛇腹式の写真集『Every Building on the Sunset Strip』(1966) へのオマージュとして制作された。『Every Building on the Sunset Strip』とともにたびたび言及される本のひとつとして、1954年に日本で刊行された『銀座界隈』の別冊『アルバム・銀 座八丁』がある。京橋から新橋までを結ぶ中央通り、通称「銀座通り」沿いの両脇を鈴木芳一が撮影した一冊は、テーマやレイアウト、製本まで Edward Ruscha の作品と酷似しているのだ。あまりの酷似ぶりに、「Edward Ruscha はこの出版物を見たことがあったのだろうか、真似をしたのだろうか」という疑問が生まれるほど。

上 エドワード・ルシェ[Every Building on the Sunset Strip] 1966年 下 木村荘八著「銀座界隈」別冊「アルバム・銀座八丁」1954年

上 エドワード・ルシェ[Every Building on the Sunset Strip] 1966年 下 木村荘八著「銀座界隈」別冊「アルバム・銀座八丁」1954年

ホンマは、『アルバム・銀座八丁』の舞台となった「銀座通り」を撮影することで、アーティストブックの金字塔への「返歌」を試みている。会場では、ホンマが撮り下ろした『Every Building on the Ginza Street』の制作プロセス、 そしてできあがった写真集とともに、Edward Ruscha による『Every Building on the Sunset Strip』と『アルバム・銀座八丁』も合わせて展示する。3作品を比較して鑑賞することのできる貴重な機会、ぜひ足を運んでみて。

書籍情報
書籍名 『Every Building on the Ginza Street』
著者 ホンマタカシ
装丁 ソフトカバー 蛇腹製本、白黒図版、
体裁 180mm × 140mm
ページ数 54ページ
価格 ¥4,800
エディション 500部限定、スリーブケース付き
豪華版 100部限定、カラー図版、サイン・ナンバリング入り
¥8,800
展覧会情報
会期 4月5日(金)〜5月5日(日)
場所 POST
住所 東京都渋谷区恵比寿南2-10-3
開廊時間 12:00~20:00
休廊日 月曜日
観覧料 無料
HP post-books.info