ファッション業界人からも投資家からも、話題騒然の次世代eコマースプラットフォーム『Origami』がサービス開始
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ファッション業界人からも投資家からも、話題騒然の次世代eコマースプラットフォーム『Origami』がサービス開始
The launch of the next generation e-commerce platform "Origami", a much-talked-about topic of the fashion and investment industry
ファッション業界人からも投資家からも、熱い視線を集める話題騒然の新 e コマースプラットフォーム『Origami (オリガミ)』が本日ついにローンチした。『Origami』は SNS 要素をもった e コマースサイト。iPhoneで『Twitter』のように自分が興味をもったブランドやショップをフォローして、気に入った商品をワンタップで購入できるサービスだ。
取材・文: 編集部 写真: 三宅英正 英語翻訳: Oilman
『Origami』はいわゆるソーシャルコマース型のサービスで、『Origami』上で趣味趣向が近い友達をフォローしておけば、その友達が購入した商品や、「いいね!」をした商品情報が、自分のタイムラインにも流れ、思いがけずステキな商品との出会いがある。
すでに、3.1 Philip Lim (3.1フィリップリム)、A BATHING APE ® (ア ベイシング エイプ)、A.P.C (アーペーセー)、BEAMS (ビームス)、CIBONE (シボネ)、CLASKA (クラスカ)、HEAD PORTER (ヘッド ポーター)、HYSTERIC GLAMOUR (ヒステリック グラマー)、MACKINTOSH (マッキントッシュ)、Marni eyewear (マルニ アイウェア)、MoMA DESIGN STORE (モマ・デザイン・ストア)、NARS (ナーズ)、rag & bone (ラグ&ボーン)、SASQUATCHfabrix. (サスクワッチファブリックス)、THE NORTH FACE (ザ・ノース・フェイス)、VANQUISH (ヴァンキッシュ)、White Mountaineering (ホワイトマウンテニアリング)、代官山蔦屋書店、森美術館、吉田カバンなど、名立たるブランド、ショップ、アート・ギャラリーの参加が決定。
また Louis Vuitton (ルイ・ヴィトン)、もエディトリアルの参加を表明しており、今後さらに多くのブランドが『Origami』上に集まってくることが期待される。さらに Condé Nast Japan (コンデナスト・ジャパン) ともメディア・パートナーシップを発表し、『VOGUE JAPAN (ヴォーグ・ジャパン)』、『GQ JAPAN (ジーキュー・ジャパン)』、『WIRED (ワイアード)』等と連携し、最新のファッションやガジェット情報を 『Origami』ユーザーに発信。また藤原ヒロシ氏をはじめ、今後数多くのブランド、メディア、著名人によるエディトリアル・コンテンツが『Origami』上で提供される。
なお、『Origami』は、KDDI 株式会社のコーポレート・ベンチャー・ファンド KDDI Open Innovation Fund、およびデジタル・アドバタイジング・コンソーシアム株式会社 (DAC) に対し、第三者割当増資を実施しており、資金調達金額はすでに5億円となったと発表している。また増資と同時に KDDI、DAC との業務提携を開始。KDDI は、『Origami』のサービス内に 「auIDでのログイン機能」、および「住所入力支援機能」を導入。 これにより au ユーザーは、auID を用いて会員登録から購入時の送付先情報の入力までの流れを 大幅に簡素化することができ、より簡単に『Origami』でショッピングをすることが可能だ。今後は 「au かんたん決済」の導入や KDDI の企業ネットワークを活かした共同でのブランド、ショップ開拓など、『Origami』事業の拡大を積極的に支援していくそうだ。DACは、今後『Origami』上で展開予定の広告やデータマーケティング事業における協業、DAC及び DACグループが保有するテクノロジーやソリューション、コンサルティング等のリソース提供による事業拡大支援を行っていくとのことだ。
本サイトでは、そんな彗星のごとく現れた『Origami』の全貌を解明するべく、『Origami』というサービスの全体像を紹介。さらには商品を売る側にいったいどのようなベネフィットをもたらすのか?また『Origami』の設立者であり代表の康井氏のロングインタビューも敢行。全2回に分けて徹底紹介する。
【インタビュー】eコマースのかたちを変える最注目の次世代eコマースプラットフォーム『Origami』代表取締役CEO 康井義貴
– 『Origami』の使い方
使い方は簡単。まずは『Facebook』もしくは『au ID』のアカウントでログイン。そして自分の興味のあるブランド・ショップや友達をフォロー。フォローしたブランドがアップする商品・情報や、友達が「いいね!」をした商品が自分のタイムラインにも登場。気に入った商品があれば、あらかじめ登録したクレジットカードで、「購入する」をタップするだけ簡単に購入可能。「マップ」機能を使えば、自分の今いる場所の近くのショップが表示される。そして地図を元にショップを探し、ショップをフォロー。そしてワンタップで商品を購入することも可能だ。
– 売る側のメリット
『Origami』は、売る側にとっても既存の通販事業者と比べて革新的だ。まず売る側の出店料など初期費用が一切無料。登録も1分で開店でき、やめるのも簡単。売れた商品のマージンが『Origami』に支払われる仕組みだが、そのマージンも従来の大手通販事業者と比べてきわめて安く、参加のハードルが低く安心して開店できる。
また上記の図のようにショップの顧客が商品をシェアすることで、ショップ側にとって、新規顧客開拓ができる可能性が『Origami』にはある。さらに、下記のように『Origami』は売る側にユーザーデータを把握するための優れたマーケティング分析を可能にする管理画面を提供している。そのことによって、ショップ側は従来では実現できなかった高度なマーケティングをオンライン上さらには実店舗に反映することができるのだ。
世界的にもソーシャルコマース型のサービスが注目を集めている一方、購入できる商品がごくわずか。せっかく欲しい商品が見つかっても、もう購入できない商品だったという経験がある人も多いのでは?そんな中で『Origami』ではブランド、ショップが直接参加しているプラットフォームなので、すべての登録商品が購入可能だ。欲しいモノが見つかったら必ず購入できるソーシャルコマースサイトとして、これからさらに期待される。
【インタビュー】eコマースのかたちを変える最注目の次世代eコマースプラットフォーム『Origami』代表取締役CEO 康井義貴
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