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クラスカは、一般客室が12室あり内3室は現代和室の畳ルーム+ベッドとなりますが東京を訪れる新しいもの好きの観光客ですぐに埋まってしまいます。「予約できないホテルを紹介するなんて」と思われるかもしれませんが、当サイトでは、このホテルの均整の取れた美しさをとにかく紹介したかったのです。

提供: Tablet Hotels

クラスカは、一般客室が12室あり内3室は現代和室の畳ルーム+ベッドとなりますが東京を訪れる新しいもの好きの観光客ですぐに埋まってしまいます。「予約できないホテルを紹介するなんて」と思われるかもしれませんが、当サイトでは、このホテルの均整の取れた美しさをとにかく紹介したかったのです。

これまで当サイトが紹介してきた小規模ホテルの中で、このホテルは最も美しく、最もクールなホテルかもしれません。外国のトレンドに磨きをかけるのが得意な日本人が作ったホテルですから、東京初のブティックホテルでありながら、世界に通用するクオリティを持っていてもおかしくありません。

インテリアは最先端よりさらに進んだデザインで、入り口はイギリスのデザインユニットTomatoが、客室やロビーラウンジはヒップな日本人デザイナーたちが、それぞれ手がけています。建物の内外には以前のニュー目黒ホテル(60年代のビジネスホテル)の名残が残っていて、セットのような美しいデザインに生き生きとしたリアリティを与えています。デザイン好きは言うまでもなく、Tomatoの名前や活動に興味のある人や、入り口の高級ペットサロン「ドッグマン」の不条理な魅力が分かる人なら、このホテルを楽しむことができるでしょう。

サービスは古風なブティックスタイルで、必要最小限に抑えられています。一方、ナイトライフは十分。高い天井と広々としたフロアのロビーバーは、艶やかな光沢の調度で飾られ、一分の隙もない完璧な仕上がりです。地元東京の人々がわざわざやって来るほどで、朝の2時までDJによるさまざまな音楽と各種のドリンクを楽しめます。このホテルは、クールな若者たちが夜通し遊ぶクラブに客室が付いているようなもの。この独特の雰囲気を真似ようとして、単なる大人のディスコになってしまっているホテルもあります。

ところでここ目黒は、旅行者にとって便利な場所ではありません。地元の人々にとっても同様で、東京にいくつかある繁華街やビジネス街のいずれにも近接していません。映画『ロスト・イン・トランスレーション』的な経験をしたいなら、新宿のパークハイアット東京や六本木ヒルズのグランドハイアット東京がお勧めです。こうした繁華街からクラスカへはタクシーを使わなければなりませんし、またホテル最寄りの駅も「ちょとそこまで」という気軽な距離ではありません。

しかしそうした代償を支払う価値がこのホテルにはあります。料金はベーシックなシングルルーム(505号室)で12,600円です。一方、パークハイアット並みの料金の部屋(401号室または402号室)は感動的でさえあります。当サイトお気に入りのこのホテルは、料金的に考えても、宿泊日の1ヵ月前に満室になって当然でしょう。何とか予約を確保し、かろうじて正気を保ったまま目黒に辿り着いたら、決して後悔しないはずです。