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opens new flagship store at ginza

ジョナサン・アンダーソン監修のニュースポット、CASA LOEWE Tokyo がオープン

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ジョナサン・アンダーソン監修のニュースポット、CASA LOEWE Tokyo がオープン

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by Mikiko Ichitani

LOEWE (ロエベ) が、最新のフラッグシップ ショップ CASA LOEWE Tokyo (カサ ロエベ 東京) を銀座の交詢社通りの一角にオープンした。

マドリードやロンドンなど、世界で展開する CASA LOEWE のキーコンセプトは “ラグジュアリー” “親密感” そして “文化” を感じられる空間。架空のアートコレクターの家をイメージした店内に一歩足を踏み入れると、クリエイティブ ディレクターの Jonathan Anderson (ジョナサン・アンダーソン) 監修のもと世界中から集められたアートピースが最新コレクションとともに配され、ブティックなのに、どこか落ち着く居心地のよい空間が広がる。時間が贅沢に使われるということも Jonathan Anderson の考えるラグジュアリーの定義のひとつであり、その中でアートの果たす役割は非常に大きいと言えるだろう。実際に、2016年より LOEWE によるファッションの見せ方は、CASA をベースに構築されており、インスタレーションの変化はシーズンごとに反映され、コレクションそのもののスタート地点としての役割も果たしている。

現在展開中の「ウィリアム・ド・モーガン」カプセル コレクションに合わせて、CASA LOEWE Tokyo の1Fと2Fではイギリスの陶芸家 William De Morgan (ウィリアム・ド・モーガン) によってデザインされたタイルが空間を彩っている。William De Morgan は、William Morris (ウィリアム・モリス) とともにアーツ・アンド・クラフツ時代 (1834-1896) の革新的なアーティストとして知られており、Jonathan Anderson は彼の遺した手仕事の数々から多くのインスピレーションを受けたとし、次のようにコメントしている。「LOEWE では、毎年異なる私のお気に入りのアーツ・アンド・クラフツ運動のヒーローを取り上げています。今回のコレクションに、William De Morgan を選ぶことはとても自然なことでした。なぜなら、彼はアーツ・アンド・クラフツ運動における大きな協力者であり、その時代の真の夢想家だったからです。」

©︎LOEWE

©︎LOEWE

ほかにも、スペイン人アーティストの Gloria Garcia Lorca (グロリア・ ガルシアロルカ) によるミューラルのインスタレーションが窓辺を飾り、“テキスタイル彫刻家” と称される Simone Pheulpin (シモーヌ・フェルパン)、陶芸家の桑田卓郎や John Ward (ジョン・ウォード) らの作品が商品とともに空間の一部を構成。各フロアには、ジョージ・ナカシマによる「コノイド・クッション」チェアや、Axel Vervoordt (アクセルヴォルヴォールト) の「フローティング・ストーン」テーブルなど、コレクター垂涎のマスターピースたちを贅沢に配置する。足元には温かみのある色調が魅力のテキスタイルアーティスト、John Allen (ジョン・アレン) によるデザインをベースにしたハンドメイドの天然ウールラグが敷かれ、その鮮やかなカラーリングがコレクションの世界観を自然と振り分けている。

メンズ、ウィメンズともにフルラインナップを取り扱う CASA  LOEWE  Tokyo のオープンを記念して、シグネチャーバッグ「ポスタル バッグ」から新たに登場する東京バージョンの世界先行商品や、人気のゲートシリーズから新たに発売した「ゲート トップハンドル ミニ」の店舗限定カラーも販売する。ショッピングだけではない、洗練されたひとときを楽しみにぜひ一度足を運んでみてほしい。