現代音楽家ヤコポ バボーニ スキリンジによる展示「Bodyscore – the soul signature」がシャネル・ネクサス・ホールにて開催
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現代音楽家ヤコポ バボーニ スキリンジによる展示「Bodyscore – the soul signature」がシャネル・ネクサス・ホールにて開催
Jacopo Baboni Schilingi
to hold exhibition at chanel nexus hall
現代音楽家 Jacopo Baboni Schilingi (ヤコポ バボーニ スキリンジ) による音楽と写真の融合を試みた新しいアプローチの展覧会「Bodyscore – the soul signature」が、CHANEL NEXUS HALL (シャネル・ネクサス・ホール) にて開催される。
Jacopo Baboni Schilingi は、パリ在住の現代音楽作曲家。作曲とパフォーマンスのインタラクティブ性を重要視したスタイルが特徴で、ソリストやアンサンブル、オーケストラ、インスタレーションや映画の音楽を作曲するとともに、世界各地で開催される国際フェスティバルに参加している。また、分野を越えた新しいアプローチのアート表現にも積極的に挑戦しており、2007年から実験的に人体に楽譜を書きはじめ、これが次第に彼の新しい作曲法へと変わっていった。
2019年11月には、CHANEL NEXUS HALL にてスペシャルコンサートを開催。公演では、シャネルの創始者 Gabrielle Chanel (ガブリエル・シャネル) の精神に敬意を表し、インスピレーションを受けて作曲された弦楽四重奏曲がワールドプレミアとして披露された。ヴァイオリン、ヴィオラとチェロの音色がリアルタイムで電子音と合成され、生み出された新しいサウンドが話題を呼んだことは記憶に新しいだろう。
今回の展覧会では、作曲家が創作という形で感情を具体的に表現してゆく姿を捉えた写真作品を展示。鑑賞者が写真の前に立つと、実際にその音楽が流れるインタラクティブなシリーズを含む、30点の作品を通じて、身体というメディアを通過することでよりその表現性を増してゆく彼の音楽を視覚と聴覚をフルに使って体感してみてほしい。