kaws
launches new ar app with acute art

アートの所有、取引、鑑賞という考え方に新たな概念を提起するカウズのARアプリが登場

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アートの所有、取引、鑑賞という考え方に新たな概念を提起するカウズのARアプリが登場

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バーチャル空間の中でアートを楽しめるアートプラットフォームを制作する会社 Acute Art (アキュート・アート) が現代アート界をリードするアーティストのひとりとして知られる KAWS (カウズ) とともに、最新の表現手法を用いたバーチャルアートをリリースした。

KAWS は、目がバッテンになったキャラクターで人気を集めるニューヨークのアーティスト。今回、Acute Art と共同で「EXPANDED HOLIDAY」と題したAR彫刻制作に挑戦。KAWS らしい遊び心を取り入れながら、実際の風景に KAWS の代表的な作品のひとつであるコンパニオンを重ねて表示することを実現させた。

「EXPANDED HOLIDAY」は現在、アプリ上で3種類のサービスを提供中。3月26日までの期間限定で提供される無料サービスでは、アジア、オーストラリア、ヨーロッパ、中近東、北米、南米までの12箇所のランドマークにヴァーチャルのパブリックアートとして展示されているコンパニオンをARを通してバーチャルに楽しむことができる。日本では、渋谷スクランブル交差点が選ばれている。

また、有料版では45cmの3種類のARのコンパニオンを好きな場所に設置し、静止画と動画を撮影できる「AT THIS TIME (EXPANDED」が登場。加えて、25体の1.8mのARコンパニオンの中から1体選び、永久に所有できることができる「COMPANION (EXPANDED) EDITION OF 25」も。この特別限定エディションでは、自身が購入した彫刻を好きな場所に固定し、それを一般公開することも、非公開することにもできるという。まさにアプリを通して、アートの所有、取引、鑑賞という考え方に新たな概念が提起されている。詳しくは、是非アプリ上で確認していただきたい。(APPLE STORE/GOOGLE PLAY)

KAWS は本件について以下のようにコメントしている。
「ARでアートが達成できることと、オーディエンスが経験できることのクオリティの高さを知ったとき、ARの持つポジティブな側面に惹かれました。私はこれまでもオブジェクトを作成し、それを公共スペースで展示してきました。今回のプロジェクトでは、今までやってきたことを全くの新しい分野で拡大していくことができます。場所と規模の可能性は無限であり、この新しいメディアでの展開を楽しみにしています。」