Louis Vuitton (ルイ・ヴィトン) がストリート・アート界とコラボ。「FOULARDS D'ARTISTES」コレクションの第二弾が公開

Stephan Sprouse | © Louis Vuitton

Louis Vuitton (ルイ・ヴィトン) の、2013年春夏よりスタートしたテキスタイル・コレクション「FOULARDS D’ARTISTES」。その第2弾が公開された。

Louis Vuitton といえば、これまで村上隆氏、Richard Prince (リチャード・プリンス) 氏、草間彌生氏といった大物アーティストとのコラボレーションが印象的だが、2013年春夏よりスタートした「FOULARDS D’ARTISTES」コレクションでは、ストリート・アート界のアーティストとコラボレーションし文化や歴史の異なるさまざまな国籍のアーティストと共に、新たなテキスタイルを生み出してきた。

今回コラボレーションをしたアーティストは、ロンドンで最も多作かつオリジナリティあふれるストリート・アーティストの一人「EINE」、インドネシアのジョグジャカルタ生まれの「EKO NUGROHO」、チュニジアにルーツを持つパリ生まれの「eL Seed」など。発売は7月5日より、世界中の Louis Vuitton 店舗で展開される。

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EINE

EINE | © Louis Vuitton

1970年、イギリスのロンドン生まれ。 ベン・アイン氏は、ロンドンで最も多作かつオリジナリティあふれるストリート・アーティストの一人。25年以上前 に数多いグラフィティ・ぺインターの一人としてそのキャリアをスタートさせ、グラフィティの中心的要素を文字にするという独自のスタイルを進化・発展させてきた。 一文字のみで構成される作品から複雑でひねりの効いた複数の文字の組み合わせに至るまで、アイン氏の描く文字は、形や感情を表現するために考案された、型にはまった描写を超越するもの。色や配置、サイズを自由自在に組み合わせることによって、完結した形を持つ独自性の高いユニークな個性を確立している。

EINE | © Louis Vuitton

EKO NUGROHO

EKO NUGROHO | © Louis Vuitton

1977年、インドネシアのジョグジャカルタ生まれ。さまざまな分野の作品からインスピレーションを受けたインドネシア人アーティスト、エコ・ヌグロホ氏のカートゥーン風の作品は、人間の本質、私たちの矛盾するアイロニックな性質そして人生全般の不合理に疑問を投げかけている。 公共の場所の壁画制作、絵画やデッサンの展示を行う一方、刺繍やアーティストブック、コミック、アニメーションビデオ、一人で制作できる“ワヤン・クリ”と呼ばれる現代的な影絵芝居や、ワヤン・ボコ人形劇団とのコラボレーションなど、さまざまなメディアの可能性も探っている。

EKO NUGROHO | © Louis Vuitton

eL Seed

eL Seed | © Louis Vuitton

チュニジアにルーツを持つパリ生まれ。1シンフォニーの素晴らしさで知られており、彼の作品にはストリート・アートとアラビア文字のカリグラフィーとが溶け合っている。 判読することは難しい作品だが、その一つ一つは言葉やその意味のみを語りかけているのではなく、その動的効果を訴えることで、見る人の精神状態を何か違うものに変化させるよう誘いかけている。

eL Seed | © Louis Vuitton