Valentino (ヴァレンティノ) の元会長 、Matteo Marzotto (マッテオ・マルゾット) に脱税の容疑

Dolce & Gabbana (ドルチェ＆ガッバーナ) の創設者２人を含む同社の上層部に引き続き、Valentino (ヴァレンティノ) の元会長 、Matteo Marzotto (マッテオ・マルゾット) とその家族にも脱税の容疑がかかっている。

同氏とその家族が、同ブランドをプライベート・エクイティ・ファンドの Permira (ペルミラ) に、VFG (ヴァレンティノ・ファッション・グループ) の株式29.6％を2007年に売却した際、7500万ドル（約74億9475円）の脱税をした疑いがもたれている。この取引をした際に、Matteo Marzotto がタックスヘイブンとして有名なルクセンブルグに設立した会社が間に入っており、イタリア警察は、この会社が Valentino 売却の際に課税を逃れる為に作られたペーパーカンパニーである、との結論に達している。