Oprah Winfrey's dispute against the racial prejudice in Switzerland

人気テレビ司会者 Oprah Winfrey (オプラ ウィンフリー) の人種差別問題

Oprah Winfrey's dispute against the racial prejudice in Switzerland
Oprah Winfrey's dispute against the racial prejudice in Switzerland
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人気テレビ司会者 Oprah Winfrey (オプラ ウィンフリー) の人種差別問題

Oprah Winfrey's dispute against the racial prejudice in Switzerland

.@NancyODell Turns out that store clerk did me a favor. Just found out that bag was $38K!!! She was right I was NOT going to buy it.

 

アメリカのお茶の間の顔、長者番付の常連、そして『タイム』誌が選ぶ「最も影響力のある人100人」の累計最多ノミネート保持者、Oprah Winfrey (オプラ ウィンフリー) 。

泣く子も黙る超有名テレビ司会者である彼女が、今回スイスに滞在した際に起こったアクシデントがちょっとした騒ぎとなっている。ことの経緯はこうだ、Oprah が滞在していたスイスのチューリッヒで、ある高級ブティックに入り、ショーウィンドーに飾られた38,000ドル (およそ360万円) のクロコダイルのバッグを手にとって見たいと申し出た。すると対応したセールスアシスタントは、こともあろうか天下の Oprah に「このバッグはあなたの買えるような代物ではない」と言って断ったのだ。昨年度の個人資産が7,700万ドル (およそ74億円) にも登ると言われている彼女は、それを聞いて憤慨し、テレビインタビューで「スイスで人種差別をうけた」として非難したのだ。

その後、なんとスイス観光局直々「オプラさんに不快な思いをさせ傷つけたことを心よりお詫び申し上げます。ぜひまたスイスを訪れてください。お待ちしております」と正式謝罪を行い、続いて渦中のブティックオーナーが「今回の出来事は、完全なる認知の不行き届きであった」とし、公式な謝罪声明を発表している。

本人もここまで大事になることは予想していなかったのか、16日にアメリカで公開された映画『The Butler』のプレミアに出席した Oprah は「ここまでの大きな騒ぎになってしまい申し訳ない。意図的にショップの名前を出さなかったことが逆に、スイス全体にまで被害を与えてしまった」としてコメントしている。そしてそれに続いて、オフィシャルTwitterアカウントでは「どうやらショップスタッフの方は私のためを思ってくれていたみたい。後で聞いたら38,000ドルもするっていうんですもの、そんなの私には買えないわ!」とつぶやいているが、この言葉の真意はさておき、これ以上の騒動に発展しなくてほっと胸を下ろしているのは本人だけではないはずだ。