Louis Vuitton
"Savoir-Faire Event" exhibition at Louis Vuitton Roppongi Hills

"世界一周旅行"をテーマにした期間限定の展覧会「サヴォアフェール イベント」がルイ・ヴィトン 六本木ヒルズ店にて開催

ブラジルの秘境 | ©︎ LOUIS VUITTON / TOMOYUKI KUSUNOSE

Louis Vuitton "Savoir-Faire Event" exhibition at Louis Vuitton Roppongi Hills
Louis Vuitton "Savoir-Faire Event" exhibition at Louis Vuitton Roppongi Hills
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"世界一周旅行"をテーマにした期間限定の展覧会「サヴォアフェール イベント」がルイ・ヴィトン 六本木ヒルズ店にて開催

Louis Vuitton
"Savoir-Faire Event" exhibition at Louis Vuitton Roppongi Hills

Louis Vuitton (ルイ・ヴィトン) は、7月5から”世界一周旅行”をテーマにした期間限定イベント「サヴォアフェール イベント」をルイ・ヴィトン 六本木ヒルズ店にて開催中。会期中は通常営業を行わず、大規模で開催される本展では世界各地の都市やリゾート地を想わせる旅の空間へ来場者を誘う。

同イベントに並ぶのは、通常は一部店舗のみで取り扱いとなっているインテリアやオブジェなどの特別なピースの数々。限定生産の家具やオブジェが揃う「オブジェ・ノマド コレクション」や「ワードローブトランク」など、貴重なアイテムが一堂に会する貴重な機会だ。

まず1階では「世界各地の自然」をテーマに「ブラジルの秘境」、「地中海の島」そして「オランダの花畑」と題した3つの空間が広がる。最初に現れたのは木々が鬱蒼と生い茂るジャングルを想わせるような「ブラジルの秘境」の部屋。ブラジルの伝統的なスイーツにちなんで名付けられた「ボンボカ・ソファ」や、オブジェとしてはもちろん間仕切りとしても使用可能な「アグアカテ」など、ブラジル出身の Campana Brothers (カンパーナ・ブラザーズ) による多彩なアイテムがお目見え。階段の途中に吊り下がるチェア「コクーン」や、奥に位置する インテリアデザイナー・建築家の Patricia Urquiola (パトリシア・ウルキオラ) が手掛けた「スイング・チェア」の佇まいは、まるでジャングルに設けられたハンモックのよう。

続いて待ち受けるのは、透き通った海と浜辺のコントラストが印象的な「地中海の島」。数々のパーティーシーンに対応した特別なハードトランクや、リラックス感溢れる「オブジェ・ノマド コレクション」が展示される。茶器が一式収納された「ボワット・アフターヌーンティー」や、 Patricia Urquiola が手掛けた「パラヴェール・チェア」は、浜辺でゆったりとお茶を愉しむのにピッタリな作り。夜はシックなモノグラム・エクリプス キャンバスの「パーティー・トランク」に収納されたミラーボールが心躍る空間を演出。付属するシェイカーでカクテルを楽しむこともできるという。

続く「オランダの花畑」と題した空間では、世界中で活躍しているスイスの建築デザイン事務所 Atelier Oï (アトリエ・オイ) による「オリガミ・フラワー」が色とりどりに咲き乱れている。 Campana Brothers が手掛けたプーフ「メレンゲ」が配されたその様子は、まるでオランダのチューリップ畑に迷い込んだみたい。Atelier Oïによる「スイング・ボート」はガーデンに位置するブランコのように楽しげな様子。その隣に置かれたフローラルな設えが印象的なトランクは、ウィメンズ アーティスティック・ディレクターの Nicolas Ghesquière (ニコラ・ジェスキエール) が手掛けた 2022年 秋冬コレクションから着想を得ている。

さらに2階に上がると「世界各地の邸宅」をテーマに、パリ、コペンハーゲン、ニューヨークの3都市を想わせるエリアが出現。「パリ」の部屋は、リビング、ダイニング、そしてワードローブの3つの空間に分かれており、トロピカルフラワーを想わせるチェア「ブルボ」や数々の受賞歴を誇るデザインデュオ・Raw Edges  (ロー・エッジズ) による「コズミック・テーブル」、カクテル用のシェイカーやグラスを収納可能な「マル・カクテル」が設置される。ワードローブには、昨年発表された Marcel Wanders Studio (マルセル・ワンダース スタジオ) の「ペタル・チェア」のほか、伝統的なモノグラム・モチーフとトランクの籐細工を再解釈した「ダイヤモンド・スクリーン」、ジュエリーを収納する「マル・ヴァンドーム」など、着替えや収納に最適なアイテムも揃う。

続く「コペンハーゲン」の部屋には、ブルーやイエローなどのヴィヴィッドなカラーを基調としたアイテムと、木の温もりを感じさせる空間が広がる。雨に晒され長い年月を経た岩肌を想わせる Andrew Kudless (アンドリュー・カドレス) の「ウェーブ・シェルフ」や、繊細で流れるような伝統舞踊の動きから着想を得た「サーペンティーン・テーブル」、日本の折り紙からインスパイアされた「スツール」などを目にすることができる。透明感のある5色の手吹きガラスを使用した照明「トーテム・リュミヌー」にも注目してほしい。

レンガ造りのタウンハウスをイメージした「ニューヨーク」の部屋は、ビリヤードテーブル「ル・ビヤール」やテーブル・フットボール「バビフット」、そしてサイドには「DJトランク」や「ギタートランク」が配置され、友人を招いた楽しいパーティーのひとときを想わせる楽しい空間。また、スニーカーを収納するトランクやスケートボードなど、ニューヨークのストリートカルチャーを彷彿させるアイテムも登場する。

同イベントは、メゾンに受け継がれる匠の技と著名デザイナーとのコラボレーションによって創造された逸品の数々を一度に見られるチャンス。世界一周旅行の気分で、ぜひ楽しんでみてほしい。