ディプティックがパリの職人とのコラボレーションコレクションを発表
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ディプティックがパリの職人とのコラボレーションコレクションを発表
Diptyque
launches collection "SAINT-GERMAIN AND DECORATIVE ARTS"
パリのフレグランスメゾン DIPTYQUE (ディプティック) のデコレーションコレクションから、3名の職人とのコラボレーションによる「SAINT-GERMAIN AND DECORATIVE ARTS」コレクションが登場。9月15日よりディプティック表参道店限定で販売中。
あまりにも理論的になりすぎた美術界に対して、美しくかつ機能的な物のデザインを落とし込んだ手法がデコラティブアート。デコラティブアートは、毎日の生活を輝かせるために、アーティストの美的ビジョンと、職人の類まれなノウハウの調和から誕生したもの。こうしたオブジェや家具、壁紙は、単に機能的ものではなく、フォルムや色彩、そして素材の持つ夢のような美しさと共に、室内に魅力的な息を吹き込むものとして考えられている。
今回、DIPTYQUE は、デコラティブアートが誕生したバイタリティーあふれるパリの地にオマージュを捧げるべく、限定コレクション「SAINT-GERMAIN AND DECORATIVE ARTS」を発表。この特別なコレクションは、日々の詩趣を表現するために、自身の領域を一新し続けるパリ在住のアート職人とのコラボレーションにより誕生した。
セラミック アーティストの Solenne Belloir (ソレンヌ・ベロワール) は、自然や都会的なモチーフにインスピレーションを受け、一風変わった斬新なフォルムで5種類のセラミック製ペアキャンドルホルダーコレクションを制作。このコレクションは、クラック加工とホワイト、サーブル、カーキ、セラドングリーン、グレー、ブラックの6つのカラーバリエーションで登場する。
芸術家・彫刻として活動する Sarah Naud (サラ・ノー) は、素材にコンクリートを用い、キャンドルホルダー3部作をデザイン。同じ作品を制作しないという、彼女の最も職人的なプロセスは、鋳造、制作、装飾的な仕上げに至るまで一貫している。その手仕事こそが、ありふれていながらも、使いこなすのが難しいとされる素材コンクリートから、素晴らしいフォルムを持った作品へと見事に昇華させた。
独特で詩的な紙のアート職人、Victor Cadene (ヴィクトール・カデヌ) は、インテリアデザイナーとしても活躍するアーティスト。自身のドローイングを切り抜き、コラージュとして再構成した立体的な装飾作品を制作した。紙の金銀細工師と呼ばれる彼は、「様式的なコラージュ」と名付けた、紙を用いた舞台空間的なミニチュアの世界を制作した。
「SAINT-GERMAIN AND DECORATIVE ARTS」コレクションは、9月15日よりディプティック表参道店限定で取り扱う。