ルイ・ヴィトンよりヴァージル・アブローについて綴られた初の書籍が登場
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ルイ・ヴィトンよりヴァージル・アブローについて綴られた初の書籍が登場
LOUIS VUITTON
publishes first book written about virgil abloh
2018年に LOUIS VUITTON (ルイ・ヴィトン) 史上初のアフリカ系アメリカ人のメンズ アーティスティック・ディレクターとして抜擢された Virgil Abloh (ヴァージル・アブロー)。2021年11月28日の逝去以来、同氏について綴られた初の書籍である『ルイ・ヴィトン:ヴァージル・アブロー』を世界的なファッションライターであり『Vogue (ヴォーグ)』のファッション評論家も務める、Anders Christian Madsen (アンダース・クリスチャン・マッセン) が執筆し、Assouline (アスリーヌ) が出版した。
本書は、Virgil Ablohが手掛けた8つの LOUIS VUITTON メンズ・コレクションとショーの内容をそれぞれ1章ずつに割いている。ジャンルを問わない豊かな文化的基準やストーリーに満ち、320点を超えるアイコニックな画像を通して他にない虹色の世界が繰り広げられた。NIGO®︎ (ニゴ)、Naomi Campbell (ナオミ・キャンベル)、Kendall Jenner (ケンダル・ジェンナー) など同氏と親しかった人々による考察も収められ、ドレスコードだけでなくボキャブラリーそのものを再定義する記録と探究の書として執筆された。
Anders Christian Madsen は Virgil Abloh への敬意を以下のように述べている。
「ファッションデザイナーとしての正式な訓練を受けたことはなく、また、履歴書に著名なメゾンの名も見られない黒人クリエイターとして、[中略] アブローは自分自身のハイファッションへの潜入者、つまり後に画期的な存在となる真のアウトサイダーと見なしていた。」
本書籍はカバービジュアルが異なるコレクティブルエディションとして2種展開される。1つ目はマイアミで開催された、2022年春夏メンズ コレクションのスピンオフショーで撮影された写真。真っ赤な熱気球に向かって元気いっぱいに走る幼い子供のイメージは、Virgil Abloh の作品における若さの重要性を象徴している。そしてもう一方は、アーティストであり、カルチャーアイコンでもある Reggieknow (レジー・ノウ) によるカートゥーンアートワーク。2021年春夏メンズ コレクションのために描かれた、今やカルト的人気を誇る『The Adventures of Zooom with Friends (ズームの仲間たちと冒険)』のキャラクターたちがカバーを飾っている。
また、アルティメット版は2021年春夏メンズ コレクションで使用された、輸送用の木箱をモチーフにしたコレクタブルなボックスに収められている。今年発売された『ルイ・ヴィトンとナイキによる「エア フォース1」by ヴァージル・アブロー』を含む、Virgil Abloh が LOUIS VUITTON のためにデザインした全てのスニーカーが集約された特別な別冊も付属。