Ferragamo
presents 2023 SS Collection

マクシミリアン・デイヴィスの手によりフェラガモが一新。ミラノにて春夏2023年コレクションが発表

©︎FERRAGAMO

Ferragamo presents 2023 SS Collection
Ferragamo presents 2023 SS Collection
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マクシミリアン・デイヴィスの手によりフェラガモが一新。ミラノにて春夏2023年コレクションが発表

Ferragamo
presents 2023 SS Collection

Ferragamo (フェラガモ) が今年の3月に就任したクリエイティブ・ディレクター Maximilian Davis (マクシミリアン・デイヴィス) の手掛けるデビューコレクションとなった2023 SS コレクションを発表された。17世紀に建設され、現在ホテルを含む複合施設「Portrait Milano (ポートレート・ミラノ)」へ生まれ変わりつつある、旧ミラノ大司教座神学校がブランドの新アイコンカラーのレッドに包まれた。

Ferragamoの歴史と縁の深いハリウッドの、イージーでありながらグラマーなムードを取り入れ、ブランドの新しい夜明けを表現した本コレクション。1959年に創者の SalvatoreFerragamo (サルヴァトーレ・フェラガモ)がMarilyn Monroe (マリリン・モンロー)のためにデザインした赤い靴からインスピレーションを受けたルックも登場。現代的な明快さとフィレンツェの優雅なドレープが融合し、メゾンの原点へオマージュが捧げられた。また、テーラングにも、ウィメンズウェアによく使われる素材が取り入れられ、完璧なプロポーションとルーズながらも洗練されたデザインが実現。80年代のクラシックでマスキュリンなテイストが現代のワードローブとしてアレンジされた。

シアーなニット、滑らかなシルク、オーガンジーのレイヤーが、ルネッサンス期を思い起こさせるスエードのサンダルや洗練されたアクセサリーと合わせられ、幻想的なスタイルが完成。光沢のあるレザーやマイクロショーツなどを通したフェティシズムの閃きにより、ハリウッドのビーチフロント特有の魅力的な気怠さが表現された。

バッグも幅広いラインナップで展開。1988年に発表され、Salvatore Ferragamo の妻の名を冠した「ワンダ」バッグは、新しく洗練されたプロポーションに再構築された。また、アーカイブから復刻した、カットアウト加工されたポリッシュドレザーとキャンバスのインナーを組み合わせたミニマルでモダンなハンドバッグなどが登場した。

また、グラデーションプリントや手染めのニットが彩られた、赤やオレンジ、オプティックホワイト、深いインディゴ、バターソフトイエローからスカイブルーのカラーパレットは、アーティストの Rachel Harrison (レイチェル・ハリソン) の作品 Sunset Series (サンセット・シリーズ) から着想を得た。

Maximilian Davis は今回のコレクションについて下記のように語る。
「ハリウッドの文化を取り入れることで、Salvatore の原点に敬意を表したかったのです。しかしそれはエフォートレスとセンシュアリティー、サンセットとサンライズといった対極的なものや新旧が入り混じる新しいハリウッドです。」

さらに、ブランドロゴが刷新され、表記も「Salvatore Ferragamo」から「Ferragamo」へと一新。創業95年のブランドが新たな幕開けを飾った。