saint laurent
presents new exhibition featuring betty Catroux

イヴ・サンローランの生涯のミューズ、ベティ・カトルーの魅力を紐解く展覧会が日本上陸

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イヴ・サンローランの生涯のミューズ、ベティ・カトルーの魅力を紐解く展覧会が日本上陸

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Saint Laurent (サンローラン) が創業者 Yves Saint Laurent (イヴ・サンローラン) のファッションアイコンであった Betty Catroux (ベティ・カトルー) にオマージュを捧げた「BETTY CATROUX – YVES SAINT LAURENT 唯一無二の女性展」を東京・天王洲の寺田倉庫 B&C HALL / E HALL にて開催中だ。会期は、11月19日から12月11日まで。

「ベティは時代の象徴である」
――Yves Saint Laurent

「ベティは多くを語らなくともサンローランを体現します。魅力的でミステリアス、不条理ともいえる側面を持ち、とらえどころがないけれども誰もが憧れる存在。そのすべてがメゾンの根底にあり、ベティに会えばその存在の偉大さがわかるのです。彼女は、このメゾンが永遠に時代を超越したダイナミックな存在であることを示す生き証人です」
――Anthony Vaccarello

プラチナブロンドの髪型に長身でスレンダーなプロポーション、その中性的なルックスで Yves Sant Laurent を虜にしたモデルの Betty Catroux。2人の出会いは、1967年フランス・パリのナイトクラブ。大胆で生来のエレガンスを備えた「ENFANTS TERRIBLES(手に負えない子ども)」であったふたりは意気投合し、苦楽を共にしたという。1960年代初頭、ファッションに革命を起こすべくマスキュリンなワードローブの要素を取り入れ始めていた Yves Saint Laurent にとって、Betty Catroux は大きなインスピレーション源であり、自身の”片割れ”のような存在だった。

30年以上にわたり、ショーが終わるたび気に入ったアイテムをセレクトし、自身のワードローブを構築していった彼女は、まさに「サンローランの精神」を体現する女性。そんな彼女のモダンな女性像とスタイルを Yves Sanit Laurent との関係性とともに Anthony Vaccarello (アンソニー・ヴァカレロ) のキュレーションによって紐解くのが本展だ。

クチュリエの作品とその威厳を守り伝えることを目的としたピエール・ベルジェ=イヴ・サンローラン財団との協業により実現した同展は、パリのイヴ・サンローラン美術館(2020年3月3日―2021年5月9日)、上海のMOCA(2021年6月18日―8月15日)を巡回し、日本に上陸。2019年に Betty Catroux がピエール・ベルジェ=イヴ・サンローラン財団に寄贈した500点もの作品の中から、貴重なアーカイブピースが集結した。また展示内では、2018年に Anthony Vaccarello によるディレクションのもと David Sims が撮り下ろした Betty Catroux 主演のキャンペーンビジュアル、彼女にオマージュを込めた作品も展示される。

「私はアンソニー・ヴァカレロの佇まいがとても好き。心を揺さぶられるの。本物のエレガンスと素晴らしい魅力を備えた人ね。彼のことが大好きよ。彼はサンローランの空気感や、ミステリアスなムードをよく理解している。」
――Betty Catroux

また、展示をじっくり堪能した後には、本展のためのオリジナルグッズや Saint Laurnet にまつわる書籍を購入できるショップやカフェスペースなどさらなるお楽しみも。Saint Laurent のために特別に揃えられた Alain Ducasse (アラン・デュカス) のスイーツも提供予定だ。Saint Laurent の世界を存分に味わい尽くすこの特別な機会を是非とも見逃さないでほしい。