トモ コイズミがミラノにてショーを発表。ドルチェ&ガッバーナのサポートを受け世界へ羽ばたく
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トモ コイズミがミラノにてショーを発表。ドルチェ&ガッバーナのサポートを受け世界へ羽ばたく
tomo koizumi
fall winter 2023-24 collection supported by dolce&gabbana
小泉智貴による TOMO KOIZUMI (トモ コイズミ) が、DOLCE&GABBANA (ドルチェ&ガッバーナ) のサポートを受け、ミラノにて2023-24年秋冬コレクションを発表した。TOMO KOIZUMI が海外でショーを披露するのは、ニューヨークファッションウィークにて発表した2020年春夏コレクション以来、約3年半ぶりである。
DOLCE&GABBANA (ドルチェ&ガッバーナ) は、これまでも若手クリエイターの育成プロジェクトを行ってきた。その第3弾に選ばれたのが、 TOMO KOIZUMI。ブランドのクリエイティブ・ディレクター Domenico Dolce (ドメニコ・ドルチェ) と Stefano Gabbana (ステファノ・ガッバーナ) は、TOMO KOIZUMI が作り出す鮮やかな色使い、ボリューム、ドラマティックなシェイプ、サルトリアのディテール、ボディポジティブへのこだわりなどに魅了され続けているという。
本コレクションのテーマとして掲げられたのは「花束をお忘れなく」という、感謝の気持ちを込めたシンプルな言葉。フラワーブーケが友人への感謝を表すギフトであるように、コレクションにも至る所にフラワーモチーフがあしらわれた。新しいコレクションの制作にあたり、TOMO KOIZUMI は DOLCE&GABBANA のアーカイブからインスピレーションを引き出した。ファーストルックで登場したのは、カラフルなコルセットトップスにブランドのシグネチャーであるブラックのラッフルをあしらったミニドレス。DOLCE&GABBANA らしいボディコンシャスなシルエットを取り入れ、新たな境地を開拓した。また、イタリア・シチリア島の伝統的な「カレット」がプリントされたテキスタイルや DOLCE&GABBANA のコレクションで多く登場する花柄、花細工などを散りばめ、TOMO KOIZUMI らしいパワフルなドレスにデザインされた。
また、イギリスのシンガーソングライター Sam Smith (サム・スミス) が「I’m Not Here To Make Freinds」のミュージックビデオにて着用していた、ピンクのラッフルドレスも登場。バックにイエローとパープルのシフォンを取り付け、よりゴージャスな仕上がりに。さらに、ショーの後半に登場したレインボーカラーのラッフルドレスは、2021年に開催した阪急うめだ本店でのポップアップ会場の壁に装飾されていたものだという。5人のモデルが揃って歩く姿は圧巻だ。
デザイナーの小泉智貴は「約3年半ぶりにグローバルな舞台で発表する今回のコレクション、この『カムバック』コレクションでカラフルな楽しさと美しさを、もう一度世界に届けられることを嬉しく思います。新しい素材、新しいシルエット、新しい技術、新しい色使いによって進化した、新しい TOMO KOIZUMI をお見せできると思います」と語る。