【完全保存版】世界のリーズナブルに泊まれる個性派おすすめホテル一挙紹介!ニューヨーク、ロサンゼルス、ロンドン、パリ、ベルリン、フィレンツェ、シカゴ、マドリッド、イスタンブール、ポートランド編
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【完全保存版】世界のリーズナブルに泊まれる個性派おすすめホテル一挙紹介!ニューヨーク、ロサンゼルス、ロンドン、パリ、ベルリン、フィレンツェ、シカゴ、マドリッド、イスタンブール、ポートランド編
The World’s Best Reasonably-priced Hotels Unveiled
この夏、海外旅行の計画を立てるなら、リーズナブルに泊まれるこんな個性派ホテルはいかがでしょう?今回、THE FASHION POST では世界中の旅行上級者が愛用することで有名な『Tablet Hotels』協力のもと、ニューヨーク・パリ・ロンドン・ベルリン・ロサンゼルス・シカゴ・マドリッド・フィレンツェ・ポートランド・イスタンブールなどの人気デスティネーションの中から、2万円以下で泊まれてしまうこだわりホテルをご紹介。旅の気分を上げてくれるような素敵なホテルに泊まりたいけど、宿泊代を安くおさえたい。そんなわがままに応えてくれるような個性派ホテル全10軒を選出。
この夏、海外旅行の計画を立てるなら、リーズナブルに泊まれるこんな個性派ホテルはいかがでしょう?今回、THE FASHION POST では世界中の旅行上級者が愛用することで有名な『Tablet Hotels』協力のもと、ニューヨーク・パリ・ロンドン・ベルリン・ロサンゼルス・シカゴ・マドリッド・フィレンツェ・ポートランド・イスタンブールなどの人気デスティネーションの中から、2万円以下で泊まれてしまうこだわりホテルをご紹介。旅の気分を上げてくれるような素敵なホテルに泊まりたいけど、宿泊代を安くおさえたい。そんなわがままに応えてくれるような個性派ホテル全10軒を選出。
ACE HOTEL PORTLAND – Portland, US
エース・ホテル・ポートランド – ポートランド, アメリカ
シアトルのエース・ホテルのポートランド版はブティックホテル。どこかで見たことのある今どきの高級デザイナーズホテルではありません。アメリカ北西部、特にポートランドでは、そうしたものは決して受け入れられないでしょう。ここは、国際都市とはいえロサンゼルスやマイアミとは明らかに異なり、また見栄っ張りが嫌われる場所なのです。シアトルのエース・ホテルでさえ、磨き抜かれたフローリングと真っ白な壁が気取った印象を与えています。それに対しポートランドのエース・ホテルは、より落ち着いた佇まいで、前身であるクライド・ホテル(Clyde Hotel)時代の装飾や、工場の家具や照明などの廃品、軍の放出品などのリサイクル品と、地元のアーティストたちの作品を全面的に取り入れています。客室は、バスルームが共有のタイプと自室に備え付けのタイプがあり、猫脚のアンティークなバスタブの客室もあります。すっきりとしたインテリアですが、ミニマリズム風ではありません。これこそアメリカの中都市に出現したリーズナブルな「バジェット・ブティックホテル」の顔であり、デザイン雑誌に左右されない独自の美学を追及する姿勢の表れなのです。サービスを最小にして価格を抑え、客層は年配の会社役員ではなく現役バリバリのクリエイティブな業界人が中心です。館内には、1杯1,500円のカクテルを出すバーの代わりに、ポートランドの有名なコーヒーショップと、相席が楽しい開放的なレストラン「クライド・コモン(Clyde Common)」、「ケニーアンドズークス・デリカテッセン(Kenny and Zuke’s Delicatessen)」があります。
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THE MARLTON HOTEL – New York, US
ザ・マールトン・ホテル – ニューヨーク, アメリカ
デザインホテル界では近頃、古いものが再び新鮮に感じられるようになってきています。光沢感のある未来的なミニマリズムに背を向けて、もっとなにか、レトロでロマンティックなものへ導かれているようだ、と言ったらいいでしょうか。ニューヨークでそれを率先して形にし始めたホテリエの1人といえば、これまで「バワリー・ホテル(The Bowery Hotel)」や「The Jane」を仕掛けてきたショーン・マクファーソン(Sean MacPherson)。グリニッチビレッジの歴史のヒントを匂わせた「ザ・マールトン(The Marlton)」も、彼が手がけたと聞いて納得。1900年に安宿としてオープンして以来、ジャック・ケルアックやブレイク前のジュリー・アンドリュースといった著名人が滞在したこともあるという建物を、かつての個性を活かしつつ改装したものです。そう、個性といえば、このホテルは個性たっぷり。大型ホテルや、かっこいい高級ホテルは、この街には常に溢れているもの。そんな業界で勝者となるための最大の武器は、やはりパーソナリティなわけです。パリっぽいお洒落さを持ちつつも、現実的な料金設定で収めているのは、ユニークで幅広い客層を集める工夫のひとつ。“ベイビー・バワリー”なんて形容されることもあるマールトンですが、その例えも間違ってはいません。バワリー・ホテルをもう少しこじんまりとしたスケールにして、ちょっと住宅風の雰囲気を与えた感じ、と言うと近いかもしれません。ホテル内レストラン「マルゴ(Margaux)」は、旬の味を取り入れたフランス風、地中海風、カリフォルニア風料理を、ダークウッドのフロアとレザーのブース席を温かい照明が満たす空間で楽しめる、贅沢な場所。(しかも野菜が主役のメニューになっていて、ベジタリアン、ビーガン、グルテンフリーといったオプションもたくさん。)また、バーは、品あるナイトクラブ風。あたたかな雰囲気と個性を持った・・・そう、まさにマールトンらしい空間になっています。
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THE LINE – Los Angeles, US
ザ・ライン – ロサンゼルス, アメリカ
時折、新しいホテルの登場によって、とあるエリアがお洒落で注目のエリアとして決定付けられることがあります。ロサンゼルスのコリアタウン地区においては、「ザ・ライン(The Line)」がその役目を担ったホテル。ザ・ラインの誕生に携わった仕掛人たちの名前をここで連ねだしてはきりがないけれど、「ノマド・ホテル(NoMad Hotel)」「エース・ニューヨーク(Ace Hotel New York)」、そして「サグアロ・パームスプリングス(Saguaro Palm Springs)」といったTabletお墨付きホテルの開発者や、デザイナーのショーン・ニブ(Sean Knibb)、シェフのロイ・チョイ(Roy Choi)らの期待のホスピタリティ界進出もその一部。コリアタウンは、ロサンゼルス市内で近頃どんどんと注目度を高めているエリアのひとつ。ザ・ラインは、そんな立地に似合う、繊細な工夫をこらしたデザインホテルです。客室はリュクスながらも気取り過ぎた感はなく、周囲環境に対して浮いたような印象もありません。このホテルのクリエーター達はその多くがこの近所に住んでいるということもあり、韓国系文化を反映した要素をいやみなく、程よく取り入れているのもさすがです。軽食を楽しめるカジュアルダイニング施設は複数用意されているけれど、メインレストラン「ポット(Pot)」は、韓国系アメリカン料理を体験してみたい人は必ず訪れるべき店。ロイ・チョイといえば、屋台トラックで韓流タコスなるものを売り出し成功を得た人。きちんとしたレストラン環境でも、クリエーティブなメニューを用意しています。「スピーク(Speek)」は、もぐり酒場を意識したナイトスポット。ロサンゼルスの夜遊びシーンに精通したヒューストン兄弟がプロデュースしたとあって、人気必至です。ほかにもコンセプトショップ「ポケト(Poketo)」や、温室をテーマに、野菜とフルーツ中心のメニューを用意したレストランや、ポットから食事デリバリーも可能なプールデッキまで、覗いてみたいスペースはいくつも。こういう場所でひとつ懸念されるのが、ひとつひとつのパーツは面白くても全体としてのまとまりがあるか、という部分ですが、ザ・ラインではその心配もいりません。
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ACME HOTEL COMPANY CHICAGO – Chicago, US
アクメ・ホテル・カンパニー・シカゴ – シカゴ, アメリカ
意外や素敵なデザイナーズホテルが揃ったシカゴ。とはいえ、勤勉で、そんな評判を誇りに思っている街だけに、ホテルもこれまでビジネスピープルに向けたものが多かったのは確か。逆に、若いエネルギーを持った、お財布に優しくロックンロールな雰囲気のホテルがなかったわけですが・・・そこに登場したのが、ここ「アクメ・ホテル・カンパニー(Acme Hotel Company Chicago)」です。このコンセプトはシカゴ以外の街でも近頃流行っているけれど、ここではアクメが初めての一軒と言っていいはず。所在地は、高級ショッピング街であるマグニフィセントマイルこと北ミシガン通りを入ってすぐの、リバーノース(River North)地区。人足も多く、賑やかなエリアだけれど、川向かいのセントラルビジネス地区よりももう少しカジュアルで、夜遊びのオプションも多いのが特徴。そして、ルックスも雰囲気も、ここはある特定の年齢層、あるいはある特定のライフスタイルを持った人にとっては、ごく自然に溶け込めそうな、インダストリアルで都会的なシックさとモダニスト家具、ハイテク設備が共存する空間です。もちろん、こういったホテルは特に、気の利いた社交空間がないと存在意義が半減してしまいますが、アクメには「バークシャー・ルーム(Berkshire Room)」があるから大丈夫。小皿料理も楽しめる本格派カクテルラウンジで、広々としたインテリアはどこかレトロ。この街がまさに必要としていたタイプの遊び場です。
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HOTEL PARADIS PARIS – Paris, France
オテル・パラディ – パリ, フランス
デザインホテル界では近頃、古いものが再び新鮮に感じられるようになってきています。光沢感のある未来的なミニマリズムに背を向けて、もっとなにか、レトロでロマンティックなものへ導かれているようだ、と言ったらいいでしょうか。ニューヨークでそれを率先して形にし始めたホテリエの1人といえば、これまで「バワリー・ホテル(The Bowery Hotel)」や「The Jane」を仕掛けてきたショーン・マクファーソン(Sean MacPherson)。グリニッチビレッジの歴史のヒントを匂わせた「ザ・マールトン(The Marlton)」も、彼が手がけたと聞いて納得。1900年に安宿としてオープンして以来、ジャック・ケルアックやブレイク前のジュリー・アンドリュースといった著名人が滞在したこともあるという建物を、かつての個性を活かしつつ改装したものです。そう、個性といえば、このホテルは個性たっぷり。大型ホテルや、かっこいい高級ホテルは、この街には常に溢れているもの。そんな業界で勝者となるための最大の武器は、やはりパーソナリティなわけです。パリっぽいお洒落さを持ちつつも、現実的な料金設定で収めているのは、ユニークで幅広い客層を集める工夫のひとつ。“ベイビー・バワリー”なんて形容されることもあるマールトンですが、その例えも間違ってはいません。バワリー・ホテルをもう少しこじんまりとしたスケールにして、ちょっと住宅風の雰囲気を与えた感じ、と言うと近いかもしれません。ホテル内レストラン「マルゴ(Margaux)」は、旬の味を取り入れたフランス風、地中海風、カリフォルニア風料理を、ダークウッドのフロアとレザーのブース席を温かい照明が満たす空間で楽しめる、贅沢な場所。(しかも野菜が主役のメニューになっていて、ベジタリアン、ビーガン、グルテンフリーといったオプションもたくさん。)また、バーは、品あるナイトクラブ風。あたたかな雰囲気と個性を持った・・・そう、まさにマールトンらしい空間になっています。
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CITIZENM LONDON BANKSIDE – London, UK
シチズンM ロンドン バンクサイド – ロンドン, イギリス
どこよりも、ロンドンこそ、これまで「シティズンエム(citizenM)」のようなホテルを必要としていたのではないでしょうか。低コストでも人が寝泊まりするのにふさわしい宿で、わずかでもビジュアル的に気を使っている所、なんて言うと、つい最近まであざ笑いされる可能性が高かったこの街。幸いにも、そんな願いをすべて叶えてくれるシティズンエムが実際にオープンしたおかげで、皮肉な表情だった人たちでさえ、考え方を変えつつあるよう。客室は、広々としているとは言えないものの、魅力的なデザインと、驚くほどの居心地の良さがポイントとなっています。部屋の奥に置かれた特大サイズのキングベッドは室内の幅いっぱいに広がっていて、シャワーやデスクもコンパクトながら、どれも用を足すには十分。考えてみれば、室内の印象はなんとなく宇宙船の中に足を踏み入れたような、どこか、SF的ユートピアをふと思わせるような空間です。しかも、客室の電気機器類すべてを調節できる、“ムードパッド(MoodPad)”と呼ばれるタブレット端末を手にすると、ますますそんな未来的な気分にさせられるはず。地階の気の利いたスタイリッシュなカフェは24時間営業しているけれど、これはあくまで便利なアメニティのひとつ。このホテルは、どちらかというと館内の図書室やサロンでまったりするための場所ではありません。「キャンティーンエム(canteenM)」は、街散策(または仕事)前後に軽く腹ごしらえするための施設、と考えると良いでしょう。それともうひとつ、このホテルがこの料金帯をキープできるもうひとつの理由は、その立地でしょう。シティズンエムの所在地は、すでに不動産がすっかり安定しているテムズ川の北側ではなく、サウスバンク(=南岸)。とはいえ、不便なわけではまったくありません。強いて言うなら、テート・モダンに行く程度しかサウスバンクを訪れたことがないというロンドン初心者の目には、この辺りの風景は真新しく映るかもしれない、といったところ。でも結局、そのテート・モダンも、このホテルからはほんの3ブロックです。
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SIR F.K. SAVIGNY HOTEL BERLIN – Berlin, Germany
サー F.K. サヴィニ ホテル ベルリン – ベルリン, ドイツ
貴族チックな名前を持つこのホテルですが、歴史の匂いがする古めかしい高級ホテルというわけではありません。カントシュトラーセ沿い、サヴィニー広場から数歩のところにある「サー・F.K.・サヴィニー(Sir F.K. Savigny)」は、都会的で洗練された一軒。ショッピング街として有名なクアフュルステンダム通りへも、通りを一本入ればすぐアクセスできるという便利な立地もポイントです。シャルロッテンブルクと呼ばれるこのエリアは、壁崩壊前、西ベルリンのお洒落な心臓部として花咲かせただけに、現在ではここから東の方が面白いとされているものの、上品なエレガンスと近代的なデザインを持ち合わせ、高級ながらも心地よい雰囲気を醸し出しています。そして、19世紀後期に建造されたホテルをスマートかつ近代的なスタイルに改装したこのホテルは、そんなエリアの雰囲気を見事に反映しています。“ビジネスルーム(Business Room)”と名付けられた客室は、そんなネーミングにも関わらずスタイリッシュで、窓からは街の人たちが通り交うカントシュトラーセを眺めることができます。一方、バルコニー付きのスーペリアタイプは、穏やかなコートヤードに面していて、エスプレッソを飲みながらのブレイクタイムが楽しみになりそうです。また、両方の長所を合わせたエグゼクティブルームは、広さもスタンダードな客室の2倍ほどあり、まるでシャルロッテンブルクのワンルーム・アパートにでも滞在しているかのよう。客室総数は44部屋と、そこまで小規模というわけではないけれど、サー・F.K.・サヴィニーは、大勢の人が集まる場所というよりも、知る人ぞ知るとっておきのスポットのような、さり気ない存在感が魅力。人気レストランやバーが多く、賑やかなシャルロッテンブルクにあるからこそ、またとっておきに感じられるんです。プラス、ホテル内のバーでも、遅くまでカクテルやタパス、サンドウィッチのような軽食が楽しめます。
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HOTEL SILKEN PUERTA AMERICA – Madrid, Spain
ホテル・シルケン・プエルタ・アメリカ – マドリッド, スペイン
確かに「ホテル・シルケン・プエルタ・アメリカ(Hotel Silken Puerta America)」は、マドリッドの中心地に集まる名所や宮殿、オペラハウス、美術館などのすぐ近くにあるわけではありません。しかし、ここに宿泊するようなタイプの旅行者にとってみれば、このホテル自体がまさに名所なのです。というのも、ジョン・ポウソンがデザインしたロビーから、クリスチャン・リアグレの手がけたレストラン、ザハ・ハディド、ノーマン・フォスター、マーク・ニュートン、ロン・アラッドといった錚々たる建築家がデザインした各フロアに至るまで、ホテルはまさに現代建築・デザインの美術館そのものなのです。そしてもちろん、ホテル・プエルタ・アメリカをどんなデザイン美術館より素晴らしくしているのは、例え一時的ではあれ、展示物の中で暮らすことができるという点です。例えば、ザハ・ハディドによる客室は黒、白またはオレンジのプラスティックで形成され、その流れるようなフォルムは氷の洞穴からSF映画のセットに至るまであらゆるものを思い起こさせますが、四角いホテルの客室とはだれも思いもつかないはずです。上層階にも同様のことが言えます。建築家やデザイナーによっては少しばかり伝統的な手法も見られるものの、出来上がった作品は完璧に目新しいもので、今まであなたが見たことのあるホテルのインテリアとは全く違ったものをここで目にするはずです。要求するものの程度にもよりますが、ラグジュアリーな旅行に慣れてしまった旅行者でさえも足りないと感じさせるものはありません。ビジネス設備は充分に整い、最上階にはフィットネスセンター、室内プール、スパ、感動的な眺望の広がるルーフトップ・バーがある他、ロビー階にあるもう一つのバーやレストランは見事な空間として人気を博しています。唯一の欠点を挙げるとすれば、ロケーションかもしれません。というのも、マドリッドの中心街へ向かうビジネスゲストにとってはさほど不便ではありませんが、デザインの聖地巡りをしているゲストは、ひとときであってもこのホテルを離れたくなくなってしまうからです。
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HOTEL HOME – Florence, Italy
ホテル・ホーム – フィレンツェ, イタリア
イタリアの美しい建築物や美術品に魅了され、めまいを起こしたといわれる文豪スタンダールにちなんで「スタンダール症候群」と名づけられた奇病があります。長旅の疲れに暑さや交通渋滞などが加わって、こうした症状が表れるという見方が一般的ですが、クラシックアート、ルネサンス建築、そして偽ブランド品に囲まれたフィレンツェでめまいや吐き気に襲われる観光客は、現在でも年間数十名ほどいるそうです。「ホテル・ホーム(Hotel Home)」は、そんなお疲れ気味の観光客に、金銀で飾ったけばけばしいインテリアが喜ばれないことを知っています。そこで、白を基調に無駄のない調度や装飾使いで装った、すっきりしながらもフィレンツェらしらのあるインテリアに仕上げています。客室は壁、調度、カーテンなどをすべて白で統一。ただし禅スタイルではなく、あくまでイタリアのブティックホテルらしくバロックの華やかさをディテールに生かし、白一色で染め上げています。そこへメタリックなアクセントを1点あるいは2点だけ取り入れ、白い空間を驚くほど個性的な世界へと高めています。フィレンツェの旧市街の東に位置しているため、用事はほとんど歩いて済ませることができるでしょう。ただし館内にはトスカーナ料理の一流レストラン、マッサージサービスのある小さなフィットネスジム、そして街並みを見渡すテラスと、必要なものがすべて揃っています。
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SUB HOTEL – Istanbul, Turkey
サブ・ホテル – イスタンブール, トルコ
多種多様な建築およびデザインスタイルが常に視界に飛び込んでくるイスタンブールだけに、古くから街の商業・文化中心地カラキョイ地区(旧ガラタ)にある、インダストリアルな雰囲気の「サブ・ホテル(SuB Hotel)」を見つけても、驚く必要はないのかもしれません。けれど、独特な名前の表記法も含め、サブ・ホテルはどちらかというと、ブルックリンのグリーンポイント地区やベルリンのノイケルン区にありそうなホテル。だから、それが世界史上最も重要だとされる街の、最も古いエリアにあるというのには、ちょっとだけ驚きを感じないではいられないのです。ちょっとありふれた表現ですが、このホテルはまさに街のオアシスのような場所。周りは賑やかで、ガラタ橋を渡れば世界遺産スルタンアフメトの建造物群へのアクセスも簡単。けれど自然光が満たす館内は静かで広々としているし、さっぱりとしたインテリアの客室には最先端のベッドが置かれ、刺激いっぱいの街散策から戻った高揚を優しく落ち着かせてくれます。主な素材はコンクリートとメタル。部屋によっては梁やボルトを覆わずに残しているけれど、ふんわりとしたトルコ綿のタオルや羽毛布団といったさりげない高級要素のおかげで、冷たい印象にはなっていません。サブ・ホテルには、デザイナーブティックやフィットネスセンターといった施設はありませんが、その分、用意されているものは上手に演出されています。例えばレストラン「ヴィア・ヴァイ(Via Vai)」。ダイニングエリアはセンス良く仕上げられた車の修理場のような空間で、食事はゆったりとしたペースで進められます。インダストリアル・スタイルの空間ながら、朝食はチーズや肉類、ペイストリーやジャムと、意外にもトルコの伝統的なメニューなのが魅力。時々ジャズの生演奏も行われるから、ホテルでのゆったりとした時間もますます楽しめそう。とはいえ、ここはエキサイティングなカラキョイ。外に出てもっといろんな味や景色を体験するのもお忘れずに。
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