メゾン マルジェラが、表参道店の移転オープンを記念したインスタレーションを開催

本インスタレーションは、クリエイティブ・ディレクターである John Galliano (ジョン・ガリアーノ) が構想した物語『シネマ・インフェルノ』に基づいており、アメリカ南部を舞台とした不運な恋人たちの逃亡劇を描いている。会場では、ブランドのアイコニックな「タビ」の足跡が、物語を再現した様々な場面へと誘う。展示は、登場人物のマネキンとセットで構成され、すべてのマネキンが2022年の「アーティザナル」コレクションを着用。また、地下1階にある鏡張りの部屋にはスクリーン版の同作品を投影し、John Galliano が描いたダークポエティックな物語に没入できる特別な空間となっている。

昨年7月にパリのシャイヨー宮にて、イギリスの演劇カンパニー「Imitating the Dog」とコラボレーションし、この物語をオートクチュールと映画、演劇が一体化したパフォーマンスとして発表。さらに、今年1月にはその作品を発展させ、ストーリーとテーマを視覚的に表現する劇場型のインスタレーションとしてパリのメゾン本社にて「Co-Ed」コレクションとともに発表した。東京でのインスタレーションは、パリのフォーマットをベースにしながらも、オリジナルの展示構成となる。夏休みにぜひ訪れてみてはいかが。