クロエの新クリエイティブ・ディレクターにシェミナ・カマリが就任
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クロエの新クリエイティブ・ディレクターにシェミナ・カマリが就任
chloé
announces the appointment of chemena kama
Chloé (クロエ) は、Chemena Kamali (シェミナ・カマリ) の新クリエイティブ・ディレクター就任を発表した。2024年春夏コレクションを最後に退任した Gabriela Hearst (ガブリエラ・ハースト) の後任となる。Chemena Kamali は、24年1月に初となるプレ・コレクションをパリで発表し、その後24年2月に2024年秋冬コレクションをパリ・ファッション・ウイークにて披露する予定だ。
1981年ドイツ生まれの Chemena Kamali は、ロンドンのセントラル・セント・マーチンズ芸術大学で Louise Wilson (ルイーズ・ ウィルソン) 教授のもとで学び、2007年にファッションの芸術修士号を取得した。卒業後、Phoebe Philo (フィービー・ファイロ) のチームの一員として Chloé でキャリアをスタート。その後一度はブランドを離れたが、2013年に Clare Waight Keller (クレア・ワイト・ケラー) 時代の Chloé でデザイン・ ディレクターに任命。直近では、2016年から Saint Laurent (サンローラン) のクリエイティブ・ディレクター Anthony Vacarello (アンソニー・ヴァカレロ) のもとで、ウィメンズ・レディ・トゥ・ウェア・デザイン・ディレクターを務めた。
長年経験を積んだブランドでのクリエイティブ・ディレクター就任にあたり、Chemena Kamaliは以下のようにコメントしている。「私の心はいつも Chloé にありました。20年以上前に Chloé の門をくぐって以来、戻ることは自然なことで、とてもパーソナルなことです。Gaby Aghion (ギャビー・アギョン) と Karl Lagerfeld (カール・ラガーフェルド) がメゾンの歴史の初期に定義したヴィジョンを基に、この役割を担うことを大変光栄に思います。Chloé のエモーショナルなつながりとスピリットを現代に伝えていきたいと思っています。」