父の死とパリでの新たな出会い。監督が永遠に忘れることのない17歳の冬『Winter boy』
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父の死とパリでの新たな出会い。監督が永遠に忘れることのない17歳の冬『Winter boy』
"Winter boy" starring Christophe Honoré
『愛のあしあと』『今宵、212号室で』の Christophe Honoré (クリストフ・オノレ) 監督が自伝的な物語を映画化した『Winter boy』が、12月8日 (金)より全国公開を予定している。The Fashion Post では本作の公開を記念して、全国の劇場で使用可能な劇場鑑賞券を2組4名様にプレゼント。応募締切は2023年12月6日 (水)20時まで。
自身のセクシャリティやパーソナリティをオープンに表現し、観る者に勇気を与え続けている俊英 Christophe Honoré (クリストフ・オノレ) 監督。12月8日 (金)に公開を控える本作は、自身の少年時代をテーマに、少年の思春期の恋愛や父の死による喪失と再生を描いた半自伝的映画となっている。300人近い役者の中から抜擢された主人公リュカ役の Paul Kircher (ポール・キルシェ) は、本作でサン・セバスティアン国際映画祭主演男優賞を最年少で受賞。『トリコロール/赤の愛』主演の Irène Jacob (イレーヌ・ジャコブ) を母に持つ彼は、新たなスター誕生とメディアから絶賛され、2023年のセザール賞では新人賞にもノミネート。さらに『トリコロール/青の愛』の名優 Juliette Binoche (ジュリエット・ビノシュ) が、リュカの母親役を、『アマンダと僕』の Vincent Lacoste (バンサン・ラコスト) が兄を熱演した。音楽はアジア映画の名匠たちの映画音楽を手がけてきた半野喜弘が担当する。
舞台は、アルプスの麓とパリ。冬のある夜、17歳のリュカは父親が事故で急死し、寄宿舎からアルプスの麓にある家に連れ戻される。深い悲しみと喪失感を抱えたリュカは葬儀の後、兄に誘われてはじめて訪れたパリで、年上の青年でアーティストのリリオと出会う。愛する者の死に直面したとき、その苦しみをどう乗り越えていけばいいのか。どんな絶望の底にも差し込む希望の陽に、優しく心身を温められる感動作となっている。
『Winter boy』は、12月8日 (金)よりシネスイッチ銀座、新宿武蔵野館ほかで全国公開を予定している。TFP では公式 LINE アカウントのお友達限定で全国で使えるムビチケ (オンライン) を2組4名様にプレゼント!応募方法は TFP の公式 LINE からお友達登録をした後、必要事項を入力して。締切は2023年12月6日 (水)20時まで。特別なこの機会をお見逃しなく! *応募締切後、厳正なる抽選のうえ、当選者の方にはメールにて3日以内にご連絡いたします。