写真家・ホンマタカシの新作個展「都市へ / TOWARDS THE CITY - camera obscura study -」が TARO NASUで11/22から開催
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写真家・ホンマタカシの新作個展「都市へ / TOWARDS THE CITY - camera obscura study -」が TARO NASUで11/22から開催
Takashi Homma Exhibition to Be Held In Bakurocho, Tokyo
写真家・ホンマタカシの新作展「都市へ / TOWARDS THE CITY – camera obscura study -」が、11月22日から東京・馬喰町の TARO NASU で開催される。現在、東京・六本木の 21_21 design sightで開催中の「活動のデザイン」展を皮切りに、TARO NASU、CNAC と開催時期と場所をずらしながら展開される一連のシリーズともいえる展覧会の第二弾となる。
写真家・ホンマタカシの新作展「都市へ / TOWARDS THE CITY – camera obscura study -」が、11月22日から東京・馬喰町の TARO NASU で開催される。現在、東京・六本木の 21_21 design sightで開催中の「活動のデザイン」展を皮切りに、TARO NASU、CNAC と開催時期と場所をずらしながら展開される一連のシリーズともいえる展覧会の第二弾となる。
東京にはじまり、ハワイ、ニューヨーク、遠くはインドまで、ホンマタカシの写真が紡ぐ都市をめぐる考察のうち、本展は東京とニューヨークを中心とした約10作品で構成されている。それは、都市の一角、ホテルなどの高層建築物の一室をピンホール・カメラ化してとる写真、すなわちホンマ自身の言葉によれば「都市によって都市を撮影する」という試み。山中信夫やベッヒャーといった写真の巨匠にインスピレーションを受けたこれらの作品においては、それぞれの都市の文化史が、写真を軸とした美術や建築、デザインの歴史と様々に交錯している。
そして、ホンマタカシは写真の原始的な形態と思われるカメラオブスキュラという手法を用いながら、そこに給水塔のようなアイコン的存在や数字や文字といったデザイン性の強い要素を取り入れることで、写真の本来的な性質である記録性や受動性などから意図的に遠ざかろうとしているかのようだ。
ホンマタカシの作品世界に通底するコンセプチュアルな要素を、より強くより明確に伝える今回の新作展をお見逃しなく。
<個展情報>
ホンマタカシ個展「都市へ / TOWARDS THE CITY – camera obscura study -」
会期: 2014年11月22日 (土) – 12月20日 (土) 日月祝休
時間: 11:00 – 19:00
場所: TARO NASU
住所: 東京都千代田区東神田1-2-11
入場料: 無料
URL: http://taronasugallery.com