フェンディが「ピーカブー」バッグのキャンペーンにケイト・モス、ライラ・グレース・モス母娘を起用
©Craig McDean
News
フェンディが「ピーカブー」バッグのキャンペーンにケイト・モス、ライラ・グレース・モス母娘を起用
Fendi
features Kate Moss and Lila Grace Moss in “Peekaboo” bag campaign
FENDI (フェンディ) はアイコンバッグ「Peekaboo (ピーカブー)」の新キャンペーンに、伝説的スーパーモデル Kate Moss (ケイト・モス) と娘の Lila Grace Moss (ライラ・グレース・モス) を起用した。タイムレスなデザインと確かなクラフツマンシップが融合した「Peekaboo」は、誕生以来世代を超えて継承されてきた。母と娘をフィーチャーした今回のキャンペーンは、バッグがつなぐ家族の絆を象徴しているといえる。
2008年当時、ファッションブランドはシーズンの It バッグの称号を獲得するためしのぎを削りあい、ランウェイはバッグで溢れかえっていた。そんな中、FENDI のアクセサリーおよびメンズウェアのアーティスティック ディレクター Silvia Fendi (シルヴィア・フェンディ) は本物のレザーグッズメーカーにしか生み出せないバッグを作ることを決意。そうして完成したのが「Peekaboo」である。その特徴は、なんといっても子供の遊び「Peekaboo = いないいないばあ」にインスパイアされた独特の構造だろう。バッグ上部についたターンロックをひねるとフロントパネルが「スマイル」と呼ばれる曲線を描いて垂れ下がり、丁寧に縫製された美しいライニングが顔をのぞかせる。
メゾン自体が創業者 Adele Fendi (アデーレ・フェンディ) から孫娘の Silvia へと受け継がれたように、「Peekaboo」バッグもそのクラシックな魅力ゆえに母から娘へと受け継がれてきた。今回発表された新キャンペーンでは Kate Moss、Lila Grace Moss 親子をファッションフォトグラファー Craig McDean (クレイグ・マクディーン) が撮影。2人が手にしているのは「Peekaboo」シリーズの中でもメゾン伝統のセレリアステッチが施された「Selleria」モデルで、このバッグ、ひいてはメゾンそのものが象徴する世代間のつながりが表現されている。
©Craig McDean
©Craig McDean