メゾンの黄金期に想いを馳せて。セリーヌが2024年ウィンターウィメンズコレクションを発表
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メゾンの黄金期に想いを馳せて。セリーヌが2024年ウィンターウィメンズコレクションを発表
CELINE
WOMEN WINTER 2024 Collection "LA COLLECTION DE L'ARC DE TRIOMPHE"
CELINE (セリーヌ) は、2024年ウィンターコレクション「LA COLLECTION DE L’ARC DE TRIOMPHE」をムービー形式で発表。ブランドを象徴するモノグラムと、CELINE の黄金期と称される1960年代にフォーカスし、メゾンのスピリットを継承しつつモダンな雰囲気を加えたバッグやワードローブが登場した。
CELINE のクリエイティブ・ディレクター Hedi Slimane (エディ・スリマン) は2024年ウィンターコレクションで、ブランドの歴史にモダンなアプローチで息を吹き込んだ。メゾンの創業者である Celine Vipiana (セリーヌ・ヴィピアナ) が、パリの凱旋門を囲む鎖の輪から着想を得てデザインしたというモノグラムを、現代的に再解釈した新たなシグネチャーロゴ「トリオンフ」が今回のコレクションにも登場。エディ・スリマンの手によって生まれた「トリオンフ」がバッグや帽子に配され、ブランドのエンブレムとして強い存在感を放つ。また、1960年代を振り返り新たに制作されたのは、2ピースのセットアップ。そこにメゾンのベースボールキャップを’60年代風にアレンジしたキャップを合わせることで、クラシックなスタイルに磨きをかけた。
パリにある3つの歴史的建造物を巡り、アールデコ様式の装飾の中で発表された本コレクション「LA COLLECTION DE L’ARC DE TRIOMPHE」。今回の会場に選ばれたパリの国会議事堂近くに位置する化学会館は、エディ・スリマンが過去に SAINT LAURENT (サンローラン) のショーを初めて行った思い出深い場所。本コレクションでは CELINE の歴史だけでなく、デザイナー自身のヒストリーにも向き合い、メゾンの本質やスピリットをモダンに昇華させた。ブランドの伝統や美学を受け継ぎつつ、コンテンポラリーなアイデアとの繊細なバランス感覚を持つエディ・スリマン率いる CELINE が今後も楽しみだ。