ビュリーが麻布台ヒルズに旗艦店をオープン
©KOZO TAKAYAMA
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ビュリーが麻布台ヒルズに旗艦店をオープン
buly
opens new store at azabudai hills
パリ発祥の総合美容専門店 OFFICINE UNIVERSELLE BULY (オフィシーヌ・ユニヴェルセル・ビュリー) が麻布台ヒルズにフラッグシップストアをオープン。広大な緑地に囲まれた中央広場に登場した独創的な形状の新ブティックは、フランスの伝統的な要素を反映したエレガントな空間に仕上がっている。
様々な植物を植えた約6,000平方メートルの緑地の中に建つ麻布台店。ガラスとメタリックのアーチからなるキューブ型の外観は、かつてパリ中心部にあった中央市場「レ・アール」の特徴を模している。中に足を踏み入れると、そこに広がるのはフランスの伝統的な建築文化を投影させたラグジュアリーな空間。彫刻を施したアーチや、幾重にも連なる陳列棚、昔ながらのヨーロッパの薬局を彷彿とさせる木製の柱、黒檀色のカボションをあしらったトラバーチン床や木彫り細工など、フランスの職人たちのサヴォアフェールが結集した店内は、華やかなフランスらしさをより一層際立たせている。
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エンパイアグリーンからシェンナブラウンにグラデーションを描く木製キャビネットは、アーティスティック・ディレクター Ramdane Touhami (ラムダン・トゥアミ) によるもの。彼は、フランスの哲学者 Gilles Deleuze (ジル・ドゥルーズ) が提唱した概念に基づき、色で時間に対するイメージの歪みを表現した。また、色彩論などを研究している Michel Pastoureau (ミシェル・パストゥロー) によると、グリーンはかつて薬学や魔術と関連づけられた色だったが、後に幸運の象徴とされている。対極性をはらんでいるという言葉に呼応するように、什器には伝統的な建具を用いる一方で天井にはモダンなヘアライン加工のスチールを使用。そのほか、幸運のモチーフである馬蹄形の大理石カウンターや、世界各地から集められた美容道具が並ぶショーケース、そしてブランドの人気商品「オー・トリプル」の香りを試せる対面カウンターも設置され、買い物時間を華やかな気分にさせる。都会の中心に広がる緑のなかにオープンした新店舗で、BULY の世界を体感してみては。
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