Dolce & Gabbana (ドルチェ&ガッバーナ) 2015年秋冬メンズコレクションが捉えた、家族の肖像

© Dolce & Gabbana

 “No matter how, no matter when, no matter with who, no matter where, family is what matters the most in everyone’s life. (どんなことがあっても、どんな時でも、誰といても、どこにいても、すべての人生において家族はもっとも大切なものです。)”

17日に発表された Dolce & Gabbana (ドルチェ&ガッバーナ) の2015年秋冬メンズコレクションのショーノートは、これまでになくシンプルだ。

「家族」をテーマにした今季コレクションでは、 Domenico Dolce (ドメニコ・ドルチェ) と Stefano Gabbana (ステファノ・ガッバーナ) が考える家族の姿が多種多様な形で表現された。

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彼らの知人の家族がステージ上から温かく見守る中幕を開けたショーでは、シャープなショルダーフォルムとウエストシェイプが Dolce & Gabbana らしいなグラマラスなレーススーツがファーストルックで登場。それに続くルックでは、シンプルなプルオーバーにモノクロの家族写真がプリントされている。

その他にショーの中盤には、ルネサンス絵画のファミリーポートレートがプリントされたカットソーや、子供の落書きのような遊び心溢れるパッチワークが施されたプルオーバーなど様々な趣向で登場したほか、イタリア語で永遠の愛を意味する“Amore per sempre”というメッセージは、ショー全体を通して一貫された。

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煌びやかなブロケードのタキシードや、情熱的なレッドファーのコートなど、グラマラスなルックが目に付く一方、随所に散りばめられたデザイナーの思い描く「家族」の肖像は、コレクション全体により強烈なメッセージ性を与えた。

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http://www.dolcegabbana.com