android opera "mirror"
by shibuya keiichiro to be held in tokyo

HATRA が衣装担当も。渋谷慶一郎によるアンドロイド・オペラ「MIRROR」が6年ぶりに単独公演を開催

Photo by Claude Gassian

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HATRA が衣装担当も。渋谷慶一郎によるアンドロイド・オペラ「MIRROR」が6年ぶりに単独公演を開催

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渋谷慶一郎が作曲・プロデュースを手がけるアンドロイド・オペラ「MIRROR」の凱旋公演が、6月18日(火)に東京・恵比寿ガーデンホールにて実現。2022年にドバイ万博にて発表された本作が今回、パリ・シャトレ座公演を経て、日本初公演として上陸。1200年の歴史を持つ仏教音楽や渋谷自身によるピアノ演奏、電子音楽、映像など、全く新しい形の大規模な劇場作品が届けられる。

2012年に発表した初音ミク主演による人間不在のボーカロイド・オペラをはじめ、電子音楽、ピアノ、オペラ、サウンド・インスタレーションなど、多岐に渡って世界で活躍する音楽家・渋谷慶一郎。主に東京・パリを拠点に活動する彼が今回、日本では6年ぶりにアンドロイド・オペラ単独公演を開催する。本作「MIRROR」の前半、第一部では、2021年に新国立競技場にて初演された子どもたちとアンドロイドが創る新たなオペラ「Super Angels」の抜粋を披露。視覚や聴覚に障害を抱えるなど、多様なこどもたちからなる「ホワイトハンドコーラス NIPPON」による児童合唱が参加し、渋谷によるピアノとオーケストラの演奏に加え、HATRA (ハトラ) が子どもたちの衣装を担当するなど、多角的なアプローチに挑戦している。

そして第二部のステージでは、アンドロイド「オルタ4」がボーカルを務め、高野山から4名の僧侶であり声明の演奏家が参加。また、フランス人ビジュアルアーティスト Justine Emard (ジャスティン・エマルト) による映像のライブミックスや、ヴァイオリニストの成田達輝を含む40名のオーケストラなど、豪華アーティストを招き多種多様なパフォーマンスを見せる。世界巡回を経て進化し続ける渋谷慶一郎の作品が、今回はどのような進化が見られるのか楽しみだ。