ブランドの起源を辿る会話。トム ブラウンが2025年春コレクションを発表
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ブランドの起源を辿る会話。トム ブラウンが2025年春コレクションを発表
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THOM BROWNE (トム ブラウン) が2025年春コレクションを発表。過去のアーカイヴ作品から特徴的な要素を復刻させ、ブランドの起源を辿るようなコレクションとなった。
THOM BROWNE 2025年春コレクションのテーマは、過去と現在の対話。ブランドは2001年にデザイナーの名を冠してスタート、2005年にニューヨーク・ファッションウィークにてコレクションデビューを果たして以来、テーラリングの常識を打ち壊してきた。本コレクションはそんな初心に立ち返り、ブランドの起源を辿るようなルックを披露。クラシックなスタイルに革新性と創造性を与えた大胆なアイデアが随所に散りばめられ、THOM BROWNE のタイムレスな魅力を体現する。
THOM BROWNE 2025年春コレクションにてメンズ、ウィメンズ両方のファーストルックを飾るのは、光沢感のあるモスグリーンのコート。またデザイナー Thom Browne の愛犬であり、昨年のホリデーコレクションでもフィーチャーされた Hector Browne (ヘクター ブラウン) がバッグ、セットアップのプリントなど、可愛らしいモチーフとなってコレクションに華を添える。そしてウィメンズの中盤には爽やかなカラーリングのルックが登場し、ウィメンズ2020年リゾートや2021年春夏を彷彿とさせる。一方メンズでは、これまでの THOM BROWNE を象徴するようなトラディショナルなスタイル、脱構築的なデザインが多く見られる。装飾を削るようなシルエットがテーラードの美しさを強調し、ブランドの原点を見つめ直すようだ。過去と現在が呼応し、タイムスリップのような夢を見せてくれる THOM BROWNE 2025年春コレクション。ブランドの真髄を感じるとともに、未来への期待も膨らむ。