Dior (ディオール) 2015-16年秋冬 ウィメンズ プレタポルテコレクション 野性的なアーバンカモフラージュ
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Dior (ディオール) 2015-16年秋冬 ウィメンズ プレタポルテコレクション 野性的なアーバンカモフラージュ
Dior 2015-16 Fall Winter Collection Evoking The Primitive Animal Woman
会場となったパリ、ルーブル美術館内特設会場では、ピンクとホワイトを基調とした近未来的なステージの中、プリミティブなファーや、アニマル柄をこれまでにない解釈で表現したテキスタイルを用いたルックが登場した。
Dior (ディオール) 2015-16年秋冬 ウィメンズ プレタポルテコレクションが、現地時間3月6日に開催された。
今季アーティスティック ディレクターの Raf Simons (ラフ・シモンズ) が思い描いたのは、本能的でエレガント、ワイルドでありながら都会的な「アニマル」ウーマン。
会場となったパリ、ルーブル美術館内特設会場では、ピンクとホワイトを基調とした近未来的なステージの中、プリミティブなファーや、アニマル柄をこれまでにない解釈で表現したテキスタイルを用いたルックが登場した。
ミニマルなシルエットのドレスには、今年の2月に発表された2015年春夏オートクチュールで登場したビニール素材のサイハイブーツが合わせられ、現代的な女性像と60年代のフューチャールックが融合したハイブリッドなスタイルを提案。
クロップド丈がフレッシュなパンツスーツには、たっぷりとした毛量がグラマラスなフルレングスファーコートが大胆なコントラストを生み出している。
これまでのコレクションで幾度となく Raf Simons が反芻してきたメゾンのDNAの一つであるフラワーモチーフは今季影を潜め、代わりに登場したのはレオパードをはじめとするアニマルモチーフ。世界で初めてアニマルプリントをファッションに用いたと言われ、1947年にムッシュー・ディオールによって発表されたパンテールプリントは、今季アブストラクトアートのようなモチーフへと変貌を遂げている。
今回のコレクションについて Raf Simons は「感情過多の感覚がコレクションに欲しかったのです。動物的でセクシャルな女性が、新たなジャンルの迷彩を纏って登場します」と語っている。
HP: www.dior.com