asama international festival 2025 photo miyota
launches at nagano

写真の楽しさを五感で。浅間国際フォトフェスティバル2025が開催

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写真の楽しさを五感で。浅間国際フォトフェスティバル2025が開催

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2018年にスタートし、今年で6回目を迎える浅間国際フォトフェスティバル2025 PHOTO MITOMA が8月2日(土)より幕を開けた。長野県・御代田町と制作会社のアマナが手掛ける本展は、国内外の優れた写真家たちが参加し、展示、イベント、ワークショップを行う。今回は、全16作家・約300点が美しい自然があふれる長野浅間山麓に集った。アートギャラリー MMoP (モップ) をメインに、町内の公園、公共施設で開催される本展の会期は、9月30日(火)まで。

注目を集める日本最大規模の写真の祭典、浅間国際フェスティバル。本展は、町おこしの一環として設立された複合施設 MMoP を活かし、浅間山麓の地域を舞台に2018年よりスタートした、写真文化を発信する国際的なアートフォトの祭典。作品の展示だけでなく、ワークショップや写真教室など、写真の楽しさを提案してくれる体験型のイベントや、長野らしいフードやクラフトなどを堪能できるマルシェイベントなども実施されている。フェスティバルならではの大型展示、広大な敷地を活かしたユニークな展示手法を五感で楽しめる場になっている。

今年のテーマは、「UNSEEN WORLDS まだ見ぬ世界へ」。本展では、このテーマに基づきグローバルなアーティストが個性豊かな作品の展示を実施。光と影の中に潜む瞬間、時間の痕跡、感覚や記憶が織りなす世界を捉えた作品群は、見る者が知らない世界を力強く、鮮やかに描き出している。そして、本展にて展示されるそれらの写真は、「まだ見ぬ世界」への扉を開き、見る者の世界観、価値観を問い直すきっかけを与えてくれる。

参加するのは、国際色豊かな全16アーティスト。特に注目したいのは、今年のキービジュアルに採用されたブラジル人写真家の Luisa Dörr (ルイ―ザ・ドア) 、オランダの写真家である Sander Coers (サンデル・クース) の作品。自然の中に潜む異質な美を捉えるフランスの Elsa Leydier (エルサ・レディエ) やチェルノブイリの原発事故を題材とした作品を発表する小田一真、レンズに蟻を忍ばせたり、鳥の動きを感知した自動シャッターで撮影する Stephen Gill (スティーブン・ギル) などの作品も見逃せない。町を巡りながら五感でアートを楽しむ、新たな回遊体験を楽しんでみて。