Jay Z (ジェイ・Z) による音楽ストリーミングサービス『Tidal (ティダル)』がローンチ 　Beyoncé、Daft Punk、Kanye West、Madonna、Rihanna などが独占配信

Jay Z (ジェイ・Z) によって、1月に約5600万ドル(日本円で65億円)で買収された高品質音楽ストリーミングサービス『Tidal (ティダル)』がローンチされた。米 Forbes (フォーブス) によると、現地時間で30日の17時に行われた記者会見では、Jay Z は勿論、今後 Tidal で独占的に楽曲を配信する予定のアーティスト達が集結した。

会見に参加したのは、各ジャンルを代表するであろうそうそうたる顔ぶれであった—Alicia Keys (アリシア・キーズ)、Arcade Fire (アーケイド・ファイア)、Beyoncé (ビヨンセ)、Calvin Harris (カルヴァン・ハリス)、Chris Martin (クリス・マーティン)、Daft Punk(ダフト・パンク)、Jack White (ジャック・ホワイト)、Jason Aldean (ジェイソン・アルディーン)、J. Cole (J・コール)、Kanye West (カニエ・ウエスト)、Deadmau5 (デッド・マウス)、Madonna (マドンナ)、Nicki Minaj (ニッキー・ミナージュ)、Rihanna (リアーナ)、Usher (アッシャー) 。

ホストを務めた Alicia Keys は、Tidal を「アーティストが所有する初めてのグローバルミュージックとエンターテイメントのプラットフォーム」と表現し、集まったアーティスト達が全員この Tidal のプロジェクトに意欲的であることを語った。また、Tidal のゴールは極めてシンプルで、より良い音楽サービスを創造し、ファンとアーティストが共により良い視聴経験を創造することであるとも語っている。

近年、急成長をとげている『Spotify (スポティファイ)』やAppleが買収した『Beats (ビーツ)』などがマーケットを独占する中、その対抗馬として期待されている Tidal からの今回の発表は、音楽ストリーミング産業を今後大きく変えるかもしれない。

HP: tidal.com/jp