パリのフィルムノワールを纏うように。アーレムが2025年秋冬コレクションを発表
News
パリのフィルムノワールを纏うように。アーレムが2025年秋冬コレクションを発表
ahlem
released 2025 aw collection
パリ発のアイウェアブランド AHLEM (アーレム) が、2025年秋冬コレクションを発表した。今季のテーマは「フランス映画の不朽の魅力」。映像芸術とアイウェアの関係性を再解釈し、クラフトマンシップと革新を融合させた新作を展開する。本コレクションは、公式オンラインストアならびに国内外の一部セレクトショップにて販売中。
リミュエール兄弟による映画上映の誕生以来、パリは映像芸術の中心地として進化を遂げてきた。フランス映画は詩的リアリズムからヌーヴェルヴァーグに至るまで「スタイルが意味を高める」ことを体現し、その象徴のひとつがアイウェアである。映画『勝手にしやがれ』で Jean-Paul Belmondo (ジャン=ポール・ベルモンド) と Jean Seberg (ジーン・セバーグ) が掛けたキャットアイや、Alain Delon (アラン・ドロン) の鼈甲フレームは、今もスクリーンを超えて語り継がれる。
その豊かな遺産を継承し、AHLEM の2025年秋冬コレクションは「フランス映画の不朽の魅力」をテーマに掲げる。繊細な装飾を施したキャットアイや立体的にカットされたラウンドシェイプ、クラシックな鼈甲を刷新したスクエアシルエットなど、映画のワンシーンを想起させるフレームが揃う。クラフトマンシップと革新性を兼ね備えたデザインは、掛ける人を新たな主人公へと導き、日常をシネマティックに演出する。
映画が生の体験を芸術へと昇華させたように、このコレクションのアイウェアもまた、時代を超えて新しい物語を紡いでいく。この秋のスタイルに取り入れてシネマティックな視線を体感してみては。