Chanel (シャネル) がついにEコマースに着手か
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Chanel (シャネル) がついにEコマースに着手か
Chanel Finally Starts Working On E-Commerce For Next Year
猫も杓子もネット文化の現代において、ラグジュアリーブランドとオンラインショップの関係は常に論争の的となってきた。コマーシャルブランドや若手デザイナーのブランドに比べ、長い歴史により培われたブランドプレステージと最高級のプロダクト、そして顧客との「インテグリティ」が最重要視されるラグジュアリーマーケットでは、特にアパレルやハイエンドアイテムに関してはオンラインでの販売を一切行わないブランドが多数を占めていた。
猫も杓子もネット文化の現代において、ラグジュアリーブランドとオンラインショップの関係は常に論争の的となってきた。コマーシャルブランドや若手デザイナーのブランドに比べ、長い歴史により培われたブランドプレステージと最高級のプロダクト、そして顧客との「インテグリティ」が最重要視されるラグジュアリーマーケットでは、特にアパレルやハイエンドアイテムに関してはオンラインでの販売を一切行わないブランドが多数を占めていた。
そんな中、泣く子も黙る Karl Lagerfeld (カール・ラガーフェルド) による Chanel (シャネル) がファッション部門のEコマースに着手するというニュースが飛び込んできた。
同ブランドのグローバル ファッション プレジデントである Bruno Pavlovsky (ブルーノ・パブロフスキー) は29日、『WWD』とのインタビューの中で、自社のEコマースサイトを立ち上げる構想について言及。ローンチは来年になる予定とのことだ。現時点で詳細については明らかとなっていないが、Eコマースサイト内では、Chanel のオートクチュール工房として知られるハットデザイナーの Maison Michel (メゾン・ミッシェル)、ニットメーカーの Barrie (バリエ)、そしてグローブメーカーの Causse (コース) についてもオンラインショップを同時オープンする予定だと言われている。
ブティックで手に取り、間近で眺めてこそ真価が問われるラグジュアリーブランドのアイテム。一着50万円は下らない Chanel のジャケットをどのようにオンラインで展開していくのか、またラグジュアリーブランドが今後Eコマースとどのように関係性を築いていくのか、その答えは来年まで待つ必要があるようだ。