ラインジャージーに勧告？Adidas (アディダス) が Marc Jacobs (マーク・ジェイコブス) を提訴

ストリートでも見慣れたライン入りのスポーツウェアに、暗雲が立ち込めている。3本ジャージーで知られるスポーツウェアブランドAdidas (アディダス) が、 Marc Jacobs (マーク・ジェイコブス) に提訴したことが明らかとなった。

商標権の侵害の対象となったのは、Marc Jacbos のセカンドラインとして2015年秋冬コレクションで発表された” 4本”ライン入りのジャージルック。スポーツウェアの要素をラグジュアリーブランドのサヴォワフェールで再解釈したコレクションは、今季秋冬の注目トレンドとしても話題を集めている。今年の2月には、フランス人デザイナー Isabel Marant (イザベル・マラン) が発表したホワイトカラーのスニーカーがスタンスミスに酷似しているとして同じく商標権の侵害を申し立てている Adidas。また日本では、2005年に通販会社のニッセンを相手にライン入りジャージの商標登録に関して裁判を行った過去もある。

スポーツウェアトレンドが取り沙汰されて久しい昨今、ランウェイデザイナーとスポーツウェアブランドとの抗争は混迷の一途を辿っている。