ko ueoka
releases new phote magazin “asia”

新たな写真雑誌『asia』が創刊。アレック・ソスやマーティン・パー、河野幸人らの作品を収録。

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新たな写真雑誌『asia』が創刊。アレック・ソスやマーティン・パー、河野幸人らの作品を収録。

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パリを拠点に活動する編集者・上岡巧とアートディレクター Li Menghan (リ・モハン) による新たな写真媒体『asia』が創刊される。世界各地で活躍する写真家たちが参加し、アジアという広大な大地を舞台に、さまざまな視点から捉えた一冊だ。日本では11月中旬より発売予定。

本誌には10名の写真家が参加。アメリカを代表する写真家 Alec Soth (アレック・ソス) は、北海道を舞台に、言葉がうまく通じない女性との7日間の旅を記録した未発表作品を、32ページの構成で収録。イギリス出身のドキュメンタリー写真家 Martin Parr (マーティン・パー) は、30年以上にわたるインド滞在を通して、日常と祝祭が交差する風景を独自の視点で切り取った。さらに、韓国の Jungjin Lee (ジョンジン・イ)、ニューヨークを拠点とするや Farah Al Qasimi (ファラ・アル・カシミ)、Nigel Shafran (ナイジェル・シャフラン)、Xiaopeng Yuan (シャオペン・ユアン) らの作品が、そこに生きる人々の視点と旅人や移住者のまなざしを交差させながら、アジアのイメージを多層的に描き出す。巻末企画には、金沢を拠点とする写真家・河野幸人が登場。自身の書店兼ギャラリー「IACK (アイアック)」の日常を撮り下ろし、静かな時間の積み重ねを丁寧に写し取った。

『asia』は、アジア各地で撮影された写真のみで構成され、年に1度パリで刊行される。号を重ねるごとに、多様なアジアのイメージを蓄積し、視覚的アーカイブとしての価値を育てていくことを目指す。

12月18日(木)には東京・千駄ヶ谷にあるカルム原宿にてローンチイベントも開催予定だ。