着物美の新境地。マドモアゼル・ユリアによる初の単独著書『きもののとりこ』が刊行
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着物美の新境地。マドモアゼル・ユリアによる初の単独著書『きもののとりこ』が刊行
Mademoiselle Yulia
releases her first solo book "Kimono no Toriko"
DJ、シンガー、モデルとして活躍し、きものスタイリングやプロデュースでも注目を集めるマドモアゼル・ユリアが初の単独著書『きもののとりこ』を発表。本書は、音楽シーンやファッションの世界で長年培ってきた審美眼をもとに、きものや日本文化について見つめ直す内容となっている。
10代のころから DJ 兼 シンガーとして活躍するマドモアゼル・ユリア。SUMMER SONIC (サマーソニック) などのフェス、各国のファッションウィークやブランドのイベントでDJとして起用されたことがきっかけで、世界的なファッションアイコンとしても注目を浴び、メゾンブランドのグローバルキャンペーンに抜擢されるなど、多方面で異彩を放つ存在となった。2020年には京都芸術大学を卒業すると同時に、着物のスタイリングの仕事を始め、ファッション誌やファッションブランドのプロジェクトでも着物のスタイリングを手掛けている。現在は、東京を拠点に着物のスタイリングや、教室、コラム執筆、モデルの活動をなど幅広く展開。
きものをワードローブのチョイスとしてとらえてほしい。そんな思いから、きものを愛するひとはもちろん、これまできものに馴染みがなかった人も楽しむことができる一冊『きもののとりこ』。本書では、きものの種類や着分け方などをわかりやすく解説するほか、ユリア流カラーコーディネートの提案、帯留めやバッグといった小物選びをレクチャーしてくれる。また、「きものの姿はヘアスタイルで50%決まる」と語る彼女ならではの、きものに合わせたヘアスタイルカタログまで紹介されている。最終章では、マドモアゼル・ユリアお墨付きの、きものや和の小物が揃う専門店、アンティークショップ、飲食店、感性を刺激するミュージアムなど、東京と京都の珠玉のスポットが掲載。
音楽やファッションの世界で培われた感性が、日本の伝統と重なるこの一冊。新たなきものの着方を提示してくれる『きもののとりこ』を手に取り、きものの奥深さに触れてみては。












